「阿川佐和子」の日記一覧

会員以外にも公開

ブータン

   ~~~ 読書感想 ~~~    ブータン、世界でいちばん幸せな女の子     阿川佐和子   評価 ☆☆☆☆ ブータンという渾名の女性を軸にした 女友達がテーマの6編の連作短編集。 ブータン王国の話ではないです。 今まで、阿川さんというとエッセイの印象 が強かったのですが、阿川さんの小説も なかなか良い展開で実に面白いのです。 流石に有名な作家のお嬢さん、文章も…

会員以外にも公開

ないものねだるな

コロナ禍で激変した生活、母亡き後の実家の片づけ、 忍び寄る老化現象…。 「なんのこれしき!」と奮闘の日々を綴った、 アガワ流「あるもので乗り越える」人生のコツ。 という紹介文に惹かれて読み出しました。 阿川佐和子さんは、夫が大好きな人でした。 私は、お父様の阿川弘之さんが好きで、 作品は『あひる、飛びなさい』が面白いと思いました。 そのお嬢様だから・・当然のように文章…

会員以外にも公開

ばあさんは15歳

   ~~~ 読書感想 ~~~ ばあさんは15歳 (単行本)     阿川佐和子  評価 ☆☆☆☆☆ 紹介 ああ、おもしろかった。 愉快で爽快、ラストに涙が待っている。 阿川佐和子の最新小説 東京タワーから孫とばあさんが 過去にタイムスリップする物語。 町並みの描写のみならず、昭和に生きる人々 を仕草や言葉で上手く表現しており、 挿画も想像力を膨らませた。 笑いあり涙ありの一冊で…

会員以外にも公開

婚約のあとで

   ~~~ 読書感想 ~~~ 婚約のあとで   阿川佐和子  評価 ☆☆☆☆☆ 私は、常々 阿川佐和子さんが素敵だと 思っておりました。 歳は、私より1歳下、、 ほぼ同じ年代だったのですね・・ 63歳の時に結婚されたとか・・ その点も魅力的だと感じるのです。 お父様の阿川弘之さんの本は 一冊だけ読んでおりますが・・ 実に面白い本で、趣味人の日記にも 書いていると思います。 どうし…

会員以外にも公開

近代日本の商工業の基礎を築いた

   ~~~ 読書感想 ~~~ 小説渋沢栄一 下   津本陽  評価 ☆☆☆ 渋沢栄一がいた。 この男こそ、近代日本の国家システムの 設計家(デザイナー)であり、 ナショナル・リーダーであった。 "経済の平和は、民心の平和に基を置かねばならぬ" 「コンペニー」「コルポレーション」「バンク」 を創り、通商の道を以て"致富経国"を拓いた 先達者渋沢栄一の生涯を描き切る、 畢生の書き下ろし歴…

会員以外にも公開

阿川佐和子著「強父論」は面白かった

「強父論」 阿川佐和子著 文芸春秋  2016年7月30日発行 ーこんなことが現実に起こるんだなあ。  仰向けになった父の枕元に兄は坐り、  「15分くらい前に呼吸が止まってね」  「30万円だよ、こないだの文庫の印税・・」  少し前、父の書いた「山本五十六」の文庫本が久しぶりに増刷になったという知らせを、版元から受けたので、見舞いに行った折に伝えた。  それは、横暴に振舞いながら妻と4人の子供…

会員以外にも公開

『ことことこーこ』

先日紹介した「ケアノート「阿川佐和子さん」」の新作『ことことこーこ』が紹介されていましたので記載しておきます。 https://smcb.jp/diaries/7808185 『ことことこーこ』は阿川さんの介護生活を書いた小説です。 新聞で連載されて今回角川書店より出版されました。 http://bunshun.jp/articles/-/9184 https://www.kadokawa.co…

会員以外にも公開

ケアノート「阿川佐和子さん」

おはようございます。 昨日久しぶりで阿川佐和子さんテレビでみました。 やせているなと感じました。 今日の読売新聞「ケアノート」に掲載されていました。 お父さん、そしてお母さんの介護つかれだったのですね。 阿川さん小さな「ワル」楽しんでください。

会員以外にも公開

東海林さだおの「もっとコロッケな日本語を」

曇り時々晴れ。2時の車で19℃。  昨夜のフジPニュースは、E・ルトワックと小原凡司がコメンテーターで「中国の新局面」について。なかなか面白かったが、小原の一歩引いてルトワックにしゃべらせようとする態度に感心した。それも一昨日の米大統領選についての解説で、海野という明治の教員が、ことごとに出しゃばって自分を売り込もうという卑しい態度に嫌悪感を覚えた反動だろう。実力不足でありながらマスコミに売り…

会員以外にも公開

男と女の話

スポーツ、医学、文学あらゆるジャンルに渡って好奇心満載、オモシロ界の巨匠糸井重里と対談の女王阿川佐和子が男と女を語る!いやー深いねぇ〜面白いねぇ〜 <抜粋> 阿川:いまは中庸がなさすぎますよね。    ぜんぜん触らないか、あるいは、    ちょっと触ったらお縄、みたいに    極端になっている気がする。 糸井:かと言って、触んなさいってわけにいかないけ    ども、そういうグレーゾーンの不文…