「十一面観音」の日記一覧

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深夜2時の楽描

描きかけです。 左から十一面観音菩薩、釈迦如来、地蔵菩薩、千手観音菩薩。 勢いだけで描いてます。 深夜2時ですね。 明日ゆっくりと手を加えていきましょう。 おやすみなさい😴

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三輪山平等寺〜歴史を紡ぎ続けるすごい寺〜

聖林寺に行ったついでに、ゆかりのお寺を回ろうと、三輪山の麓にある平等寺というお寺へ。 JR三輪駅から徒歩10分くらいです。 たまたま本日8月1日は、秘仏本尊の開帳日でしたので、かなり楽しんできました。 ●神仏習合のお手本 古代から明治時代の神仏判然令まで、大神神社を護る神宮寺のひとつとして君臨し、お寺を創建した真言僧侶の慶円は三輪神道の始祖でもあるという、がっつり神仏習合のお手本みたいなお寺で…

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硝子越し歪んで庭の濃紫陽花

   紫陽花や琵琶湖は朝の波しづか  清水和子  雲脚のはやみて今朝の濃紫陽花  吉弘恭子    紫陽花の毬揺れ風の道を知る  古屋喜水  六甲の明るき空の濃紫陽花  稲畑汀子    紫陽花に身をかしげ行く切り通し  鈴木愛子  濃淡の紫陽花通り空晴れて  アロマ    紫陽花の小径続きに由比ヶ浜  森理和  紫陽花の柄の美しハンカチーフ  アロマ  茅葺の本家と言はれ濃…

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特別展『聖林寺十一面観音〜三輪山信仰のみほとけ』開催延期について

この夏、初の県外への出開帳ということで期待が高まっていた、聖林寺(奈良県桜井市)の国宝・十一面観音立像を主軸とした、東京国立博物館イベント(6/16〜8/31)の開催が延期になりました。 それに伴い、奈良に凱旋したのち翌年2月に奈良国立博物館でも予定されていた同展も残念ながら延期されます。 観音像を安置していた、お寺の収蔵庫が老朽化のため、最新設備でリニューアルされるというニュースは以前日記で…

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「十一面観音像」の写真を集めてみました。

本日(5/25)、新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が、遂に全都道府県で解除されました。しかし、新型コロナウイルスの感染リスクが完全に無くなったわけではないので、当分の間は気を緩めることなく、緊急事態宣言中に準じて慎重に行動する必要があると思います。 ところで、今回は十一面の顔を持ち我々のどんな苦難も見逃さないと言う、「十一面観音像」の写真を6軀選んで投稿させて頂きました。 〇奈良・聖林寺 …

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聖林寺十一面観音の収蔵庫リニューアル決定

聖林寺といえばフェノロサが絶賛した国宝十一面観音。 門前から見下ろす飛鳥の里のロケーションが素晴らしい、のどかな丘の上に建ちます。 ただ現在観音像が安置されている収蔵庫は、像を正面からしか見られないどころか、ガラスの反射で写り込みが激しい上に、夏はヤブ蚊がすごくて、たいそうストレスでした。 それが来年、リニューアル工事が始まるそうです。 透明性が高く、360度拝観、空調完備。 前室もあるからヤ…

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花冷えに三日月懸かる藍の空

 庭下駄の花冷をまづ履きにけり  山田弘子  花冷や絹の重みを身に纏ふ  川井政子  花冷えや心もとなく文を書く アロマ  昨日今日花冷え明日は中国へ  宮津昭彦  揺すりつつ茶の量らるる花の冷  甲州千草  大鋸屑を纏ひし海老や花の冷え  延広禎一  花冷のドガの踊り子枠出たし  荻野千枝  花冷えの窓に桜鮮やかに  アロマ  花冷えの快速吟行十五分  尾上有紀子…

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追加・Buddha maching

ネット検索してトランプ大統領の写真を探し出し、Buddha machingに入れて見たら、”喜び”の要素は少なく”軽蔑視”が最も強く、徳島県の井戸寺にある十一面観音と結縁と出ました。この分析、対象が仏像限定だから観音となるのは仕方ありませんが、まるっきりいい加減でもなさそうです。

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安祥寺・天平十一面観音のロマン(京都市山科区の仏像 その③)

平成を引きずってきた日記もこれで最後。 翌日から令和の元号に変わる、平成最後の見仏です。 安祥寺といえば、多宝塔の本尊で京都国立博物館に寄託されている五智如来坐像が、国宝に昇格したことで話題になりました。 国宝の仏像があるお寺なので、さぞ立派な大寺院なのだろうと想像していたのですが、本堂以下、3つの堂宇があるのみの小さなお寺でした。 多宝塔も明治時代の火災で焼失していて、現在はただ礎石が残る…

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聖林寺(奈良県)に行ってきました。

「室生寺」に行った帰りに、桜井駅で途中下車して「聖林寺」に行ってきました。 聖林寺(しょうりんじ)は奈良県桜井市にある真言宗室生寺派の寺院です。 国宝の天平仏「十一面観音立像」を所蔵することで知られています。 聖林寺自体は、小高い丘陵の斜面に石垣を築いて確保した境内に、本堂と庫裡と収蔵庫だけが建っていると言う状況で、南都七大寺の様な大寺院とはかなり趣が異なります。 お寺が高い場所にあるので、本…

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魔法の天衣(法華寺十一面観音・その2)

ところで彼女(法華寺十一面観音を今回敢えてこう書かせていただきます)をじっと見ているうちに、この像に、ある不自然なところが目についてしまい、それからそれが気になって気になって仕方がなくなってしまいました。 足元に垂れている「天衣」と呼ばれる衣服なんですが、まるで見えない指で摘み上げられているように、不自然に持ち上がってています。 この像の有名な特徴のひとつに、右足の親指をピョコンと持ち上げて…

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魔性の女!(法華寺十一面観音立像・その1)

先日、国分尼寺の総本山である奈良市の「法華寺」に行ってきました。 前回書いた「文殊菩薩騎獅像」を本来のお寺で見るためです。 この時期、しょうぶの花がきれいに咲いています。 法華寺・文殊菩薩騎獅像は鎌倉時代の、恐らく名だたる仏師の作品で、慶派仏に劣らないクオリティを誇っていますが、台座である獅子が、桃山時代に時代が降り、出来栄えが格段に落ちるため、本像とのギャップが気になってしまいます。 格子の…

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仏像の見分け方。十一面観音。あっちゃもこっちゃも顔だらけ

前回は変化観音(へんげかんのん)全般の話をしました。 今回から、具体的な観音様に入っていきましょう。 一番バッターは十一面観音 修羅道担当でした。 ■■十一面観音■■ 分かりやすいよ、見分け方 頭の上に11個顔が乗っかってたら十一面観音。 きっぱりそれだけ。 分かりやすぅ http://sskmszm.com/wp-content/uploads/images-29.jpg 重たそう。首…