「湯川秀樹」の日記一覧

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湯川秀樹旧宅改築

ノーベル賞湯川秀樹旧宅が 安藤忠雄氏により改築され 京大に寄贈されるとのニュース   大学の迎賓館として使用され   一般公開もされるらしい 湯川秀樹先生は湯川家に婿養子 で入られたらしい 奥様はシズさん 実は私の高校の大先輩 当時男子の跡取りの無い資産家は  将来を期待される学者の卵を   養子に迎えるケースが多かったらしい 原子物理学の若手研究者であった   湯川秀樹先生は、毎月海外…

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ノーベル賞 今年は無理かな?

ノーベル賞ウィークなので、日本人第一号の湯川秀樹先生に因んだ話を 奥様の湯川シズさんは私の高校の大先輩、同窓会誌に湯川先生の裏話が掲載されていたのを思い出した 湯川先生は婿養子 湯川家は大変な資産家だったようで 当時将来有望な若手学者は資産家の娘を嫁に貰うのがお決まりのコースだったようです 湯川先生は毎月海外の専門書を何冊も買われたそうで 届いた本に挟んである…

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湯川秀樹『湯川秀樹著作集』別巻(対談、年譜・著作目録)(全十巻+別巻1)、岩波書店、上製A5判、口絵3、378+48頁(対談2段組)、2007年第2刷、読了。

 足元の移動書棚(ブック・トラック風)に並ぶ『湯川秀樹著作集』(岩波書店)に目が止まり別巻を見たところ、貴重な対談(14名)が収録されているではないか、読みたくなってしまった。(2022.1.18.)そんな、愚生にとってちょっとした異空間へ行ってみようと思う。最後の朝永対談以外は小生の年齢十代期と重なるものだ。戦後復興・東京オリンピック・核問題・公害問題深刻化・学生運動激化等々と重なる。湯川秀樹…

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「旅人」(湯川秀樹著)は中間子理論発見までの生きざま描く

「旅人」 湯川秀樹著  角川文庫  昭和35年1月15日発行 ーある物理学者の回想 私は麻布の家に、誕生後1年と2か月住んだ後、地質調査所の所員であった父、小川琢治が、京都帝大の教授となって、一家を引き連れて赴任した。  私は昔も今も、親しい友達が少ない。性格的なものもあるだろうが、幼年期、少年期を過ごした、京都という町の環境にもよるのかもしれない。  母は当時から羽仁もと子さんを尊敬していた。…