「紫式部」の日記一覧

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今年の大河ドラマ

今年の大河ドラマは、紫式部なので、見ている。 毎週、もう見なくていいかな?と、思うが、BSで見ているので、18:00から毎週見ている。 ここ何年間は、大河ドラマは見ていなかった。 源氏物語の現代語訳を、読んだことがあるので、気になって見ている。 今のところまでの感想は、道長が、いい男に、描き過ぎかな?と、思っている。 まぁ、大河ドラマあるあるで、ある。 それは、それで、楽しめばいいと、…

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光る君へ⑫  思いの果て

寛和2年(986)年8月、まひろの父・藤原為時はなつめと言う妾の家に滞在していた。 身寄りのないなつめは病床にあり、為時が身の回りの世話をしていた。 ある日まひろは、なつめの家に為時の着替えを届けに行った。 なつめは瀕死の状態で荒い息の下で「さわ」と口にした。 それはなつめの元夫の所で育てられている娘の名だった。 その後、まひろに連れられて来たさわと再会したなつめは穏やかにこの世を去った・・・・…

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知らぬ間に 霧立ちませば日々 、、日々、一歌84/365+1

日々、一歌84/365+1 知らぬ間に 霧立ちませば 山桜 気づかぬうちの 心がわりの 霧。万葉集にはこんな秀歌が。比べれば足元にも及ばんバイ。比べる意味もナカ。ダメさはまさに「立ち嘆く息」ダーーー! 君が行く 海辺の宿に 霧立たば 我が立ち嘆く 息と知りませ 万葉集巻十五 三五八〇 遣新羅使人の妻 画/池田遙邨「月とサクラ」 ゴッホのブルーは攻撃。遙邨のブルーは、内へうちへ。内…

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日々、一歌83/365+1 、、夕闇の 雲に消にし

日々、一歌83/365+1 夕闇の 雲に消にし 夕顔の 愛しき君を 夢にこそ待ち 『源氏物語』四帖・夕顔に和して、、。光る君の前に、夕顔のやうな女君は再び現れない、、 ハハハハハハ、と、気障な歌、、、 画/月百姿・源氏夕顔巻 月岡芳年

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光る君へ ⑪  まどう心

藤原兼家が起こしたクーデターの影響で、藤原為時は官職を失った。 為時は長年兼家の間者として、後に花山天皇となる師貞親王の動向を報告していた。 しかし即位後の花山天皇から熱い信頼を得たことで罪悪感が芽生え、 間者としての役目から離れたいと兼家に頼み許しを得ていた。 その時は安堵した為時だったが、花山天皇が出家し、兼家が右大臣から摂政となって大きな権力を手にした以上、今後再び為時が官職を得られる望み…