「日本史」の日記一覧

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記憶

年齢を重ねると物忘れ、人の名前を忘れることは日常茶飯事。人の名前、つい最近会った人の名前でもままある。 しかし、学校の先生など若いころに覚えた名前は忘れないみたいだ。  昨日、家人と父母の墓参りに行った。 東京の小平霊園。今は濃い緑の世界。 帰りは霊園の中を駅に向かって歩く。多くは普通のお墓だが、神道やキリスト教のお墓も目にする。 なかには無宗派らしく墓石に「心」とか「感謝」と刻まれたものもあ…

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西郷隆盛の実像は?

 SNSは情報や意見交換に有用ですが、近年は趣味人倶楽部でも日記数が減り、オフ会やフォロワーの仲間内での書き込み以外は少ないのは残念なことです。 私は歴史本は入門書を2か月に1冊読む程度です。 西郷隆盛は薩長同盟や江戸城無血開城で歴史上のヒーローですが、毀誉褒貶も多いようです。 征韓論については、下記の記述に納得しましたが、皆さんはどうでしょうか。 「日本史は敗者に学べ」呉座勇一、Voice,…

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哀悼 小栗上野介忠順

今年もこの方の命日がやって来た 歴史とは須らく「勝者」の歴史である これは古今東西の真実 敗者の中にこの日本国に多大な貢献を したにも関わらず悲運な最後を迎え 著しく過小評価されている人物がいる その筆頭である人物の今日は命日 「小栗上野介忠順」がその人である 小栗上野介の功績は横須賀市と 彼の故郷である高崎市の人々 位しかその多大な功績を知る 人はいな…

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第74回 正倉院展

文化の日を絡めて車で弾丸、観てきました. この私がこれほどまでに日本史に興味を抱き、全く関心がなかった正倉院展まで行くことになろうとは….2年前から博物館、美術館ついています. まー勉強しましたね.弥生(ヤマト)➡古墳➡飛鳥➡奈良時代と、一生懸命勉強しました(^_^). せっかく観るなら、その時代背景、徹底的に知っておきたいと思って. 1300年前、鎌倉時代の聖武天皇、光明皇后、その…

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ぶらり世田谷散歩

10月最後の穏やかな日曜日 ご存知、安政の大獄を発動した大老井伊直弼  その安政の大獄で処刑された吉田松陰 幕末を描いたドラマには 必ずお二方が登場しますが そのお二方に所縁ある松陰神社と豪徳寺に歴史に触れてみようとぶらり世田谷へ 【松陰神社】 吉田松陰が祀られる松陰神社 吉田松陰とくれば松下村塾 その松下村塾を再現した建物があり現在、名のある方の生花が飾られておりまし…

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日本語は、何処で誰が話していた言葉か?

 1年以上前「日本人の人種と民族」について日記を書き、「続いて日本語について書きます」と書きましたが。その後単身赴任していた実家近くの大阪・堺のマンションからと家族で住んでいた神奈川・海老名からと2回の引っ越しで疲れてしまい遅くなりました。  さらに、この夏の暑さで体も頭もダウンしてしまい遅くなりました。申し訳ありません。  さて、日本語については永年・多くの研究者がその起源を求めて論争…

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マイナーの極致、大安寺の歴史めぐり

奈良の古刹大安寺は、聖徳太子が建てた熊凝精舎というお寺に端を発し、 百済大寺→高市大寺→大官大寺 という変遷を経てきました。 奈良博の大安寺展に触発されて、大安寺の歴史を辿ってみます。 誰が読むねん…。 ●熊凝精舎 大和郡山市の熊凝精舎跡には現在、額安寺が建っています。 現在奈良国立博物館に寄贈展示されている、「虚空蔵菩薩半跏像」があったお寺です。 品のいい室町時代の十一面観音が本尊です。 …

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日本史のタブーへの妄想

時折、むかし学んだ日本史を思い出します。 視点を変えてみると、そこには違ったものが見えてきます。 これは私だけかもしれませんが・・・ 日本の、それも天皇がいる朝廷は日本を統治していきました。 ここで私が勝手に注目したのは、朝廷が統治していた日本国土、 その範囲です。 これって日本国土の全部ではないことです。 私の見立てが正しいのなら、京都を中心にした 日本の中の、ほんの一部のみを支配し…

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めっけものの本

中学進学して初めての社会科の時間、クラスの課題として与えられたのは「邪馬台国がどこにあったか」のディベートでありました。12歳に対してあり得ない無茶ぶりに、未消化のまま食わず嫌いになったテーマでしたが、数十年を経て一気に開花。 「ヒミコから崇神天皇へ」(由学之進)ヤフオクで入手して読んでみたら面白いこと!読んだきっかけは山野辺の道で出会った崇神天皇。人口の半分が疫病で死んでしまったという「祟り…

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遠山美津男、関幸彦、山本博文「人事の日本史」

 よくも悪くも日本の歴史は天皇を戴く朝廷が常に縦糸として存在する。古代においては天皇、及び天皇を取り巻く貴族が政治の主人公。五摂家や、天皇の姻族であることを力に台頭した藤原氏など家柄が出世の条件であった。次第に武士が力を持ち、源平の合戦を経て鎌倉幕府が誕生。武士が政治の主人公となる。実力が重視される時代になると、色々なタイプの人物が取り上げられる。鎌倉幕府の政所別当の大江広元は朝廷からスカウトさ…

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「明治時代」を概略として捉えなおす(前編)

あるコミにて「明治時代」についての話題がありました。 そこで、私なりの意見を書いてみました。 しかしながら、議論は平行線で、私だけかもしれませんが、 消化不良となってしまった気分でした。 せっかくなので、ここの日記で改めて、、 書いてみたくなり載せてみました。 「明治時代」とは一体、何だったのだろうか。 それまでの日本は「鎖国」して外国との交渉を一部を除いて 殆ど拒みつづけていまし…

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日本史アップデート「日本最古のお金」

4月20日の読売新聞夕刊に日本史アップデート「日本最古のお金」がありましたので紹介しておきます。 我々日本最古のお金は「和同開珎」と教わってきましたが近年の発掘調査によると「富本銭」と判明したようです。 富本銭(Wikipedia) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E6%9C%AC%E9%8A%AD 富本銭について https://www.bk…