めっけものの本

中学進学して初めての社会科の時間、クラスの課題として与えられたのは「邪馬台国がどこにあったか」のディベートでありました。12歳に対してあり得ない無茶ぶりに、未消化のまま食わず嫌いになったテーマでしたが、数十年を経て一気に開花。

「ヒミコから崇神天皇へ」(由学之進)ヤフオクで入手して読んでみたら面白いこと!読んだきっかけは山野辺の道で出会った崇神天皇。人口の半分が疫病で死んでしまったという「祟り」と「神」の偉業を名に持つ10代天皇だが、この命名は死後になされたわけだし、その前はどうなっていたのかモヤモヤで。古事記・日本書紀・魏志倭人伝と対比させて方程式を