先日、書店で『超訳 ヘッセの言葉』という本に出会い、 パラパラめくる内に、詩心にあふれた言葉の数々に魅了されてしまった。 むかし、『車輪の下』、『デミアン』を読んだはずだったが、 おぼろげな記憶しかない。それに『デミアン』に述べられた思想は、 当時の自分には、むつかしい事柄が述べられていると、 受け取ったような気がする。 断片的ではあるけれど、いまそれらの小説の言葉を読むと、 これほど深く、…
因幡の源左が、日々生活の場面で見せた行動には、 常人ではうかがい知れない奇行が多い。 常識的な見地からは、なんとアホくさい奴とか、 バカバカしい念仏者とか、そのような印象を受ける。 妙好人というのは、泥臭くて、知性が感じられなくて、 念仏ばっかり称えているアホのように見えるのだ。 まったく現代的でなく、いまの時代に賞賛を浴びるような そんな人たちではないのだ。 源左が草取りに田んぼに出かけて…
毎日の生活が忙しくて疲れた人はいませんか? 毎日の生活が退屈で疲れた人はいませんか? 人はいろんな理由でいろんな疲れを溜めています。 身体の疲れ、心の疲れ、いろんな疲れの種類があります。 頑張るのも、いい加減にしてみてはいかがでしょうか? 疲れた人にはきっと良い薬になると思いますよ。 一生懸命になり過ぎてませんか? のんびりした方が良いと分かっていても それが出来ない人がいますよ…
超多忙な日々がようやく去って、今日はいちにち 気ままに過ごしました。 アングリマーラという殺人鬼を弟子にした、 お釈迦様の話を思い起こしています。 アングリマーラは優れた能力を持つ青年でしたが、 讒言によりあらぬ疑いを掛けられ、殺人鬼となって しまいます。 一説には100人の人間の指を首飾りにするという 願を立てて人を殺しては指を奪っていたということですが、 これは後からついた尾ひれかもし…