「ヘミングウェイ」の日記一覧

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スペイン内戦を舞台【ヘミングウェイ】の短編「密告、蝶々と戦車、戦いの前夜」

スペイン内戦は1936年7月に始まり1939年4月に終結している。ヘミングウェイは1938年3月に記者としてスペインに入った。その後、出国、入国を繰り返し、通算約八か月、スペインに滞在している。 関連記事≫≫ 「日はまた昇る」読書記事です。 http://hamidashirakuen.blog.fc2.com/blog-entry-5993.html ヘミングウェイは、スペイン…

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「日はまた昇る」 アーネスト・ヘミングウェイ著

1926年に刊行され、ヘミングウェイの出世作となった小説です。 「日はまた昇る」の冒頭。エピグラフでガートルード・スタイン(作家。無名のピカソの才能を見出し、作家になる前のヘミングウェイにパンブローナでお祭りを見るように勧めた。)の言葉と傳道之書の一部を記して、この小説の意図を書いている。察するに、自堕落な世代(ロスト・ジェネレーション)の若者たちが未来に希望をもてない世の中で生きる悲しさ…

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ヘミングウェイに想いを馳せてモヒートを作りました

連休もようやく、初夏を思わせる雰囲気になってきて、夏が待ち遠しいです。 夏のカクテルといえば、キューバ、ハバナ発祥のモヒートです。ミントの葉をミキサーして、ラム、ライムジュース、炭酸水適量シロップ少し、ミントの葉は更に大目に。 ハバナのバーでこれをよく飲んでいたアーネストヘミングウェイに想いを馳せて敬意を込めベランダで二杯まで。 ヘミングウェイのハードボイルドな小説の中でも、「老人と海」のハリウ…

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日記139 キリマンジャロの雪/ヘミングウェイ

 ヘミングウェイ著「キリマンジャロ山の雪」(西崎憲訳、2010年3月ちくま文庫)読了。  まずWikipediaのあらすじ、ネタバレ避けるためはしょっている  アフリカのキリマンジャロ山は、別名「神の家(ンガジェガ)」ともよばれている。その頂近くに、不毛の頂上を目指し登り、力尽きて死んだ豹の亡骸があるという。豹が何を求めて頂上を目指したのか、知る者はない。アフリカで狩猟をしていた小説家ハリー・…

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無垢の一日

今日は早起きして情勢が大きく変化する米国の大統領選挙の開票状況を確認してから家を出ました。 3日前に急に決まった後輩との多摩川行です。 多分これで今季最後の出番になるパックラフトを漕いで、のんびり川を下りました。 快晴無風。多摩川はこのところの晴天続きで水量が低下していて、ところどころボートが川底についてしまいます。 あと15cm増水してくれればと思いつつ、ルートを探しながらパドルを漕ぎまし…

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57、「老人と海」(ヘミングウェイ)は老漁夫の巨大魚との闘い描く

「老人と海」 ヘミングウェイ・福田恒存訳 新潮文庫 昭和41年6月15日発行 ー1匹も釣れない日が40日もつづくと、少年の両親は、老人がすっかりサラオになってしまったのだといった。  サラオとはスペイン語で最悪の事態を意味することばだ。  この男に関するかぎり、ただ眼だけがちがう。  それは海とおなじ色をたたえ、不屈な生気をみなぎらせていた。 「サンチャゴ」 「1番はじめに、ぼくを漁に連れてって…

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一本の葉巻から始まる芳醇と至福の時間

名古屋で葉巻の吸える店cigar club kanou「加納」に行ってきました ヘミングウェイが愛したラム酒ハバナクラブと葉巻モンテ・クリストを嗜んで 至福の時間を過ごしました 初夏の緩やかな風に吹かれ気持ちの良い止まり木でした

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ビバ! キューバ!!!!   ④

キューバと言ったら、『ヘミングウェイ』でしょう! ノーベル文学賞をもらった『老人と海』はあまりにも有名で、舞台はキューバでした。 彼は、キューバに住んでカジキマグロを釣っていたんですね。 フローズン・ダイキリというカクテルは、ヘミングウェイが愛飲したことで知られています。 世界遺産のハバナ旧市街には、ヘミングウェイが足しげく通ったバーがあります。長いカウンター席の隅に座ってヘミングウェイがい…