「汎在神論」の日記一覧

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現在のキリスト教 小田垣雅也著

私は、キリスト教徒ではありません。帰省先の和歌山には、父母のお墓が、臨済宗のお寺にあります。では、何故この本がお気に入りなのかと言えば、キリスト教に対する思い込みを取り除いてくれたからです。 日本でのキリスト教徒の数は、人口の約1%。一方、日本の歴代の首相の13%が、キリスト教信徒。グローバル化した現在に於いては、キリスト教文化の理解は必須だろうと思い、講談社学術文庫文庫の本という理由で読み始め…

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ヘーゲル、世界に内在する神?

青年期より何度、何十度、ヘーゲルの名前を聞いたことだろうか?著作を読みたいと思いつつ、入口で諦めた。 それが、4月になって、ヘーゲルさんが優しく語りかけて来る。 松田央氏著、世界に内在する神 ヘーゲルの愛の思想。 「ヘーゲルにとって神は現在し、遍在し、すべての精神の中にある精神として存在する」「神は人間と世界に内在していると同時に、人間と世界は神に内在しているとも言える」 やっと、ヘーゲルさんに…

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宗教とその真理 柳宗悦 1918

柳宗悦と聞けば、一般には民藝運動を思うかもしれない。来歴から言えば、宗教哲学研究が先。日本人の多くが、仏教の檀家で、世界人口の約5億人が仏教徒。故に、仏教は世界宗教と思うかもしれないが、1918年時点では、西欧の人々は、そう思っていませんでした。無とか、空とか、一切皆苦とか、消極的、厭世的な宗教と捉えていました。今もそうかもしれません。 スマホに代表されるよう、便利になり、物質的には豊かになり…

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All-in-Good. 汎在神論の朝

昨年の7月末から女神様と同棲しています。平均して、毎日朝5時台に起床。女神様は、ご先祖さまに挨拶し、瞑想。私は、雑巾で床を掃除しながら瞑想。マンションの前に雀の宿があります。雀も瞑想。光合成を゙始めた樹のシャワーを浴びてから、それぞれの持ち場に飛んで行きます。ものが、生命を生むのではなく、生命がものを生む。All-in-Good.