「キンクロハジロ」の日記一覧

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堀川で夏越しの水鳥(水禽日誌53)

前の日記にも書いているが中土戸橋のたもとのスロープ近辺で、遡上のボラが河口方面へ移動をしている時期の3月頃から稚魚が何度も孵化している。三月から孵化の回数はすでに数回になる。はじめはボラの稚魚と思い込んでいたが9月になっても稚魚がまだ生まれている。私のボラ説は崩れた。しかし岸辺から河の中へ伸びるスロープはまさに稚魚の揺り籠である。そしてさらに以前から続いている事だが北国へ渡るべき水鳥が渡りをしな…

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水禽日誌(18) 3/11の水鳥のYOU TUBE

石(いわ)走る垂水(たるみ)の上のさわらびの  萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子 (雪解けの水が岩からほとばしる滝のほとりに、わらびが 芽を出す春が来たんだ) 万葉集に歌われているように春の気配が鳥見の散歩で 強く感じられる季節になりました。 名古屋城外濠と堀川での水鳥のショットをYOU TUBE の練習として載せました。 http://www.youtube.com/watch?…

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響児のいまよう鳥獣戯画  激闘パンくずバトル

[ 1、激闘パンくずバトル] 渡り鳥の飛来地で有名な加瀬沼へ行ってきました。 ここは公園の中にあり足場がいいことで、小さい子供を連れた親子が餌やりをしに来ています。 最近は鳥インフルの件があり、餌やり禁止の看板が出ているにもかかわらず、餌やりの親子が絶え間なくやってきます。 見かけた親子には鳥インフルエンザのことを伝え、帰ったら靴底と車の床マットをきれいに洗うように指導しています。 餌やりはい…

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水禽日誌(2)

雨の本日、12時半ごろ傘をさして出掛けた。ほぼ毎日河散歩には行くが日誌は多分毎日は無理であろう。コースは逆に西の方の筋違橋から黒川方面へ河観察した。名古屋城外堀は割愛した。昨日同じ場所にキンクロハジロが10羽居た。雛鳥に見えたが白黒模様の明白なハジロも混じっている。昨日居たカルガモ軍団は周りにはおらず、仔鴨が4羽キンクロハジロに接近している。昨日はカルガモ100羽以上居たのに、カウント出来たのは…

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俳句帳 暮れ暮れ草(3)

1蛇の目持ち小袖の揺れる秋袷 2筆持ちて手暗影なる野分かな 3蹲の水注ぎ落ち鳴る秋ぞ 4煩悩と半紙の文字に惑う秋 5浮黄葉諸相映して侘し河 6城の濠水尾引き進む渡り鴨 7黄金の目の川浮く鳥や秋寂し 注)3 蹲(つくばい)=手水鉢、通常柄杓(ひしゃく)が添えられる。 手洗いの水が落ちる玉砂利の土中の壺(水琴窟)で妙なる楽の音 本日の河散歩で目が金色の幼鳥のキンクロハジロが一羽から二…

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再会後のキンクロハジロの行方は

キンクロハジロは「金黒羽白」と書き、冬の俳句季語にもなっています。仲間のキンクロハジロがシベリア方面へ飛び去った後も堀川にただ一羽居残っているのを現在まで追跡調査を継続してきてようやく10/10と10/11に堀川で再会を果たしたと思ったら、姿をまた消したのである。すでに10日近く経過している。本日、堀川でカルガモの雛の群れの中にキンクロハジロが一羽紛れているのを発見した。明らかに体の大きさは小さ…

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(特番) キンクロハジロに三か月ぶりに再会

北国へ旅立った堀川の水鳥は北へ渡らないで居残りしている鴨が目についた。私はその後の追跡調査で6月以降観察を継続していた。居残りガモは今回が初めてでないと推測している。その水鳥はキンクロハジロとオナガガモのそれぞれ一羽である。 キンクロハジロは今年7/4と7/6がデジカメで撮影した最後であった。場所は堀川の堀端橋近辺である。その後近くの名城公園の各池や名古屋城の広大な外濠も探索したが一度も姿を見て…

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居残りガモを追跡して パート?

今までお昼頃の堀川散歩は城北橋から上流の田端橋 間を30分程かけて水鳥の数を計測しながらであったが コガモやキンクロハジロなどが北帰行して以来、河には たまにカワウやカルガモが姿を見せるぐらいであった。 散歩の脚を伸ばして城北橋から下流の西へ向かい、ぐ るりと直角に河は左へ曲り、中土戸橋、堀端橋、筋違橋 の手前まで歩くと既に居ないはずのキンクロハジロやオナガガモが各一羽、偶然発見したのである。堀…