「山頭火」の日記一覧

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げんげ田に麦原帽の農夫いて

 水田過ぎげんげ田つづく近江美濃  中川濱子  げんげ田の遠き感触まろび臥す  保坂加津夫  学校の裏手にれんげ田のあり  アロマ  山頭火心地に寝ねてげんげ畑  塩路隆子  疎林抜け汽車げんげ田へかかりけり  岩渕彰  げんげ田にあばれてみたき日もありて  赤木真理  げんげ田に麦原帽の農夫いて  アロマ  母の手を解いてとび込むげんげかな  笹村政子  げんげ…

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こんもりと屋根に雪積む里景色 

   < HAUSER - Casta Diva  > お薦めの曲  ぽつぺんに集まってくる雪明かり  須山つとむ  雪明り窓の仄かに明るんで アロマ  石狩は大雪となる母の街  秋山深雪  黒々と雪の降り来し銀世界  大東由美子  雪を被しポスト母さん呼ぶやうな  三神あすか  白鳥へ雪軋ませて会ひにゆく  白井剛夫 沖  母・妻を詠みしは昔わすれ雪  能村登四郎 …

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四国ランドクルージング?!霊山寺~室戸岬

10月7日(月) ヨットでは回れなかった四国の南岸を、車でクルージング?しました。 当初は自転車で行こうと考えていましたが、体力的に不安だったので車にしました。といってもキャンピングカーでもなければワンボックスカーでもありません。昔でいうバンタイプの車です。 後部座席を倒して何とか二人寝れますが、妻はこんな酔狂な旅に付き合ってくれません。一人旅です。 室戸岬と足摺岬を回るのが最大の目的ですが、お…

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岩風呂に浸かり深夜の湯の響き

 川棚に大き湯の句碑山頭火  アロマ  温泉を出でてけふの勤へ朝ざくら  木村蕪城 寒泉  岩風呂に浸かり深夜の湯の響き アロマ  温泉を出でてすぐに雪沓穿く勤  木村蕪城 寒泉  温泉を恋ひて辿る山路や小夜時雨  松本たかし  温泉飲めるもある群象や春灯  銀漢 吉岡禅寺洞  札幌市湯量豊富な定山渓  アロマ  温泉煙に見頃過ぎたる藤揺るゝ  大場白水郎 散木集  温泉煙に絶…

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薩摩よみうり俳句18.10.6

☆からむしや納戸に遺る母の声  鹿児島 小川沙良 知 人の句。「からむし」の漢字変換ができません。 山頭火に興味があります。 ★火歩きし道や彼岸花 ☆虫抱えて闇の大胡坐   薩摩川内市  大平正通 知人の句。こんな句が詠めたらいいなあ。

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『 おなご待つ人のさびしさ花吹雪 』物真似575春zrw1404

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 物真似575春 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 物真似575春zrw1404 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――      おなご待つ人のさびしさ花吹雪 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪―― 1  あれとこれ易きに流れ世は長閑 2  花吹雪かくも非情になるものか 3  のどかぶるほどに世間のしら…

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酔ひざめの水をさがすや竹田の宿で 山頭火

過日、大分県立美術館主催の「歌心と絵ごころの交わり」二豊路 漂泊の画人 佐藤渓と俳人 種田山頭火。その関連イベントの中の、ワークショップ「山頭火の世界を味わう」が竹田市で開催され参加してきました。講師は俳人の藤原嘉久氏、山頭火の生い立ちや交友、句作、行乞等の話がありました。その中で何で竹田市で今回の催しが開催されたのかが疑問でしたが、地名を句の中にほとんど入れなかった山頭火が、酔いざめの句ではは…

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山頭火のこの一句

「まつすぐな道でさみしい」を読む この句は昭和四年、山頭火が同人であった俳句誌「層雲」に発表された。この年、山頭火は九州各地を行乞流転の旅を続けていた。 手元にある国語辞典で「さみしい」を引いてみると「さびしい」を参照とあって、そこには次のように説明がある。 ① 静かで、心細い ② 必要なものが足りなくて、心細い そして、「荒(さ)ぶ」の形容詞「さぶし」が転じて「さびし」になったともある。 …

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山頭火の句碑を探して・・・

昨日 海沿いの小さな町の役場に書類を届けると 仕事は午前中に終わった こう寒いと温泉にでも行きたくなる そういえば・・・ 放浪の俳句人「山頭火」の句碑がこの町の近くにあるのを思い出した ここ最近 山頭火の句碑に出会うたび 同類・友達に会った気になる僕がいた 僕の携帯には今  九州の「山頭火句碑」の位置がグーグルに保存されている 時間がある時ネットで調べ上げたのだ 出張の時は…

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味取観音の紅葉と山頭火の句で綴る

ぜひ、この作品を見てください。 デジブック『 味取観世音瑞泉寺 』 http://www.digibook.net/d/2f94ad5380c81eb46d5371912e49e854/?m 親戚筋に所要で出かけると通り道の脇にあるので雨模様だったけど立寄ってチャチャと写した写真の抜粋と山頭火の句で綴ってみました。