今週の暖かな日差しに、銀色の毛皮を脱いで、一気に真っ白な花顔を出した「白モクレン」白蓮が咲き始めた。 木蓮の仲間で、白い花と紫色の花を咲かす木蓮である。 先ず先に白の白蓮が咲きます。木蓮は何と一億年前から今の形で咲いていた様です。尚、日本には無く中国大陸生まれで平安時代１０００年余の頃に日本に移住した様です。 純国産のモクレンは、こぶしである。日本産らしいくもう少し小ぶりである。 この白蓮を詩人…

今週の暖かな日差しに、銀色の毛皮を脱いで、一気に真っ白な花顔を出した「白モクレン」白蓮が咲き始めた。 木蓮の仲間で、白い花と紫色の花を咲かす木蓮である。 先ず先に白の白蓮が咲きます。木蓮は何と一億年前から今の形で咲いていた様です。尚、日本には無く中国大陸生まれで平安時代１０００年余の頃に日本に移住した様です。 純国産のモクレンは、こぶしである。日本産らしいくもう少し小ぶりである。 この白蓮を詩人…

息子を亡くした喪失感から、まだ立ちあがれない蓮子。 「純平がこんな私の姿を見たら悲しむわね〜」と。 　そんな蓮子の姿をまのあたりにして・・花子は・・ 　「同じように戦争で子供を亡くした母親は沢山いるはず、 その悲しみを一番わかっているのは蓮さま。その人たちに ラジオで語りかけるのはどうか」とラジオ局に掛け合う。 　そして、蓮子の放送は実現した。 　「子を失うことは心臓をもぎ取られることよ…

地主の徳丸が花子の見合い話を持ってきた。 相手は大地主の跡取り息子・望月啓太郎。東京の女学校で 英語を学んだ花子に興味を持ち、会いたいという。 あまり気乗りのしない花子だったが・・・ 縁談が決まったら、全額借金の肩代わりをしてくれるので 「嫁にいき母を安心させろ」と徳丸は言う。 　緊張してお見合いの日を迎える。 　《徳丸の亡き妻の着物を借りて精一杯着飾っている 母・ふじ。徳丸は「よく似合って…

「これは私が望んだ結婚なの。披露宴にいらしてね」 「いやよ、『おめでとう』も絶対に言わないわ！」 これで自由になれると蓮子。 どうしてもそれが蓮子の本心だとは思えない花子は・・ 「そうだ、結婚式をすっぽかしてどこかに逃げましょう」 と今なら引き返せると蓮子に言う。 「子供じみた友情ごっこはもう飽き飽きしました。まさか 本当に腹心の友となれたと思ったわけじゃないでしょうね。 伯爵家の私と貧しい…