さんが書いた連載陶芸の日記一覧

会員以外にも公開

作陶

市松模様の器を子供用に作ろうと準備しています。 粘土は少し高級な磁器土です。結果が良ければ、小皿、中皿、小鉢の3点セットにしようと思っていますが、多少手間がかかるので、途中で挫折しないように気長に作陶です。先は長そうです。(笑) まずは色粘土からです。数日前に黄緑色の色粘土を作ったので、6色のグラデーションにしました。20㎝角のシートに伸ばして、6色を重ねてグラデーションの積層にします。ここま…

会員以外にも公開

茶杯

2008年9月末から10月にかけて、円周状に配置したジグザグ模様の茶杯を作りました。香港の南蓮園池の売店で見かけた盃のような湯飲みがヒントになりました。 決まった角度に切断する簡単な治具を作りました。円盤状の粘土板を成形するのは難しく、円錐状に成形して型に押します。

会員以外にも公開

象嵌

庭にあったシダの葉を粘土板に写して、へこんだ部分にペースト状にした色粘土を埋め、成形して乾燥するのを待ちます。乾燥したら表面の色粘土を少しづつ削ってシダの模様を出します。 釉薬なら素焼きの後で施釉するだけですが、象嵌は手間がかかります。色粘土はもう少し濃い目にした方が良かったかも。初めてなのでまずは結果を見て次に生かそうと思います。

会員以外にも公開

本焼きしました

紫のグラデーションで市松模様の皿などを本焼きしました。今回の粘土は白くて透光性があるとのことで期待していましたが、仕上がりに大きな違いはなく、少し残念に思っています。もう少し高温で焼けば透光性は出たかもしれません。 市松模様の周りには薄い緑色の帯を巻いて、乾燥時の割れを防止しました。やはり模様のつなぎ目は割れやすく、周囲に帯を巻くことによって乾燥による収縮を低減していると思っています。素焼きの…

会員以外にも公開

素焼き完了

昨日(6月11日)午前中に窯のスイッチを入れ、素焼きしました。今回は新しい磁器土のテストです。今までより白く、透光性があるとカタログに記載があり、期待しています。日本ではニューボンと言うボーンチャイナ風の土を使っていたので、近い質感になるのではと思います。 グラデーションの市松模様の小皿、周辺を淡い緑の土で囲い、割れを防いでいます。角皿は周辺を波状に変形させ、乾燥による収縮の歪を軽減したつもり…

会員以外にも公開

透光性の磁器土

今回のグラデーションに使った磁器土は、色がより白いこと、透光性があることです。今まで使っていた磁器土も透光性があると言われていましたが、よほど薄くしないと透光性が出ません。 以前試した、模様を隠す器と、グラデーションをカップの上下方向に適用した試作品を成形しました。 シダが庭にあったので、粘土のシートに押し付けて型をとります。そこに色土を埋めて、上から薄い粘土のシートでカバーします。透光性が…

会員以外にも公開

グラデーションの市松模様

組み上げた模様は水分が均一になるよう、2日くらい放置します。その後スライスして成形です。成形には型を使用します。型に置くときにはかたくり粉をまぶして、型の上でも粘土が移動できるようにします。粘土の外側もかたくり粉をまぶします。口辺あたりの成形は、型に密着するように粘土を抑えるので、かたくり粉によりべたつきがなくなります。 急激に乾燥しないように、ドア付きの棚に収納します。中皿くらいの大きさにな…

会員以外にも公開

練り込みの工程・グラデーションの市松模様

昨日練り込みの模様のベースとなるブロックを作りました。 紫のグラデーションのシートを短冊に切り、板厚方向に二等辺直角三角形のピースを切り出します。 切り出したピースを組み合わせて、四角柱にします。 外側が紫の四角柱と中心が紫の四角柱の2種類を作りました。 この後は2種類の四角柱を交互に組み合わせ市松模様にします。周辺を白の帯を巻き付けたデザインにしようと思っています。