さんが書いた連載江南の春、上海、蘇州、無錫の旅の日記一覧

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江南の春(8) 4日目、最期の日、早朝外灘散策、魯迅記念館、南京路散策、ランチ後上海国際空港へ

 今回の中国旅行は三泊四日と短期間だったが、初日は早朝岡山発、最終日は夕方遅くの上海発で昼間一杯観光が出来たので、駆け足だったが盛りだくさん楽しむことが出来た。  最終日は前夜、外灘近く、立地条件の良いホテルに泊まっていたので、早朝起き朝食の後、外灘散策に出掛けた。4日前の昼間、上海到着後に初めて訪れた時は観光客で賑やかだった外灘の公園内も早朝だったため人影はまばらで、イギリス租界時代のレトロな…

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江南の春(7)上海、旧フランス租界だつた新世界、上海蟹の夕食、上海雑技団見物

 忙しかつたのでしばらく休みましたが江南の春シリーズもう少し続けます。   三日目の午後、上海での観光はバライエティーに富んでなかなか面白かった。  豫園商城で飲茶昼食後、外灘、豫園商城から少し西寄りにある旧フランス租界跡の新世界に移った。中国沿岸地域の上海や天津、青島、香港、澳門などには欧米列強が植民地時代に町の一部だけを治外法権の植民地として租借地していた地区がたくさんあり、なかでも上海はイ…

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江南の春(6) 蘇州から上海へ、シルク店見学、外灘散策、豫園商城にてランチ

 三日目は朝食後、マイクロバスで2時間半、高速道路を通って上海に移り、午前中はシルク店を見学後、外灘、豫園商城に移り飲茶ランチを楽しみ、ランチ後に豫園を散策した。  上海は人口1400万人(人口は市域のとらえかたで大きく違う)の大都会で、主要な見所もあちこちに点在しており、上海初日の午前中は最も有名な観光ポイント「外灘」散策から始めた。  外灘(ワイタン)は揚子江の支流、黄浦江の西岸広がる一帯で…

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江南の春(5) 蘇州四つ目の世界遺産「虎丘」、刺繍研究所、蘇州運河ナイトクルーズ

 蘇州は古くから栄えた人口6,5百万人の大都会で名所、旧跡など観光ポイントがたくさんあって結構忙しく、世界遺産「京杭大運河」でもその後の世界遺産「虎丘」でも道路端にバスを止めて遠くから斜塔をチョロッと写真を撮るだけ、ガイドさんの案内はバスの中で走りながら聞いた。  世界遺産「虎丘」は春秋時代、2400年ほど前に呉との戦いに敗れ亡くなった越王を葬った高さ30m余りの丘で、埋葬した後、丘の上に白虎が…

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江南の春(4) 「蘇州」の二つの世界遺産「偶園」と「京杭大運河」

  二日目の午後は無錫から約40km、マイクロバスで1時間足らずの蘇州に移動し、世界遺産の「偶園」、「京杭大運河」、「虎丘の斜塔」やシルク産地の刺繍研究所、蘇州料理の夕食、最期に蘇州運河のナイトクルーズと盛りだくさん欲張り観光をこなした。   蘇州は揚子江デルタ地帯のど真ん中にあり、大小無数の湖沼や網の目のような河川や運河に囲まれている水の都で「東洋のベニス」とも称されている。古く唐代から絹織物…

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江南の春(3) 江南の代表的な経済、観光都市、躍進続ける「無錫」

 江南の旅二日目の午前中は無錫市内、午後は蘇州市内を観光した。  無錫市は中国中部の代表的な都市上海、南京のほぼ中間にあり、北は中国一の大河「揚子江」、南は中国4番目の淡水湖「太湖」に面している大都市だ。古来、錫の産地として、古くから北京と杭州を結ぶ中国経済の大動脈「京杭運河(大運河)」沿いの物流拠点として栄え、新中国になってからも改革開放路線に乗って積極的に海外資本を取り込んで経済成長を続けて…

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江南の春 (2) 3月22日、水郷古鎮「同里」

 今回、中国江南の旅は三泊四日と短いものだったが往路は岡山空港9:00発、上海国際空港11:00着、復路は上海国際空港発17:30発、岡山空港20:40着のスケジュールで4日間まるまる現地観光が組めるお得な旅だった。  初日3月22日は早朝、私の車に4人同乗して7:00岡山空港着、空港レストランで朝食、出国手続きをして中国東方航空、岡山ー上海直行便で上海へ、せっかく窓際の席を確保できたものの雲が…

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江南の春(1) 久々の団体旅行、気楽なつもりで計画したが出発前から仲間達のキャンセル騒動に振り回される

 3/22ー25、中学同窓生仲間お二人を誘って中国、江南地方(上海、蘇州、無錫)に出かけて来た。 私のこれまでの海外旅行は自身で計画し、格安航空キップやレンタカー、ホテルなども手配する自由旅行が大半だったが今回は久しぶりに大手旅行会社の団体パック旅行に同窓生仲間達とグループで参加するだけの気楽な旅のつもりだったが出発前からキャンセルが相次いで計画した幹事としてはなかなか気楽とも言えないスタートだ…