デヴュー作、中山七里著「さよならドビュッシー」読んだ感想
映画「守られなかった者たちへ」を見に行って、 珍しく原作者が気になった。社会派ミステリーの 松本清張氏や東野圭吾氏の描く作品のように、犯人の動機に、同情と悲哀を感じたからだ。 次女に話すと、中山七里さんは、今乗りに乗ってる 小説家で月に８本とか連載を抱えてる超売れっ子だったし、デビュー作の「さよならドビュッシー」は、 ドラマになったのをネットしながら、チラ見してた。 大やけどを負った女子高生…
ピュアりんごさんが書いた連載読書の日記一覧
三好徹さん死去、「六月は真紅の薔薇」
三好徹さんの新選組関連の本は殆どよみました。 特に「六月は真紅の薔薇」は沖田総司を描いた小説の中でベスト3に入ります。僕人称で感情移入しやすい。 労咳の女性を好きになり、看病して感染ってしまう・・・ タイトルも内容もロマンチックでした。 墓参りをし・・壬生寺、池田屋跡を見るため京都旅をし、はては土方さんまでハマり函館五稜郭まで行った、 18歳・・・元祖ミーハー歴女？最高潮！ アニメ会社に入社す…
垣谷美雨「定年オヤジ改造計画」元夫を改造したかった
出版社の概要 妻に避けられ、娘に呆れられ、息子の嫁とはかみ合わず……女が黙ったときは危険信号！ 鈍感すぎる男たち、変わらなきゃ長い老後に居場所なし 大手石油会社を定年退職した庄司常雄。悠々自適の老後を夢見ていたが、良妻賢母だった妻は「夫源病」を患い、娘からは「アンタ」呼ばわり。気が付けば、暇と孤独だけが友達に。そんなある日、共働きの息子夫婦から孫二人の保育園のお迎えを頼まれ……。崖っぷちオヤジ…
垣谷 美雨「ニュータウンは黄昏れて」家とお金・幸せの基準とは
平成元年前後のバブルの頃、２３区で小さな一戸建てが１億した。 景気が良く、給料も右肩で上がり、家も資産価値が上がった時代・・・ ニュータウン 新築の分譲団地２０００万円台が抽選に当たらないと買えなかった。 それも都心から１時間で駅からバスに乗らないとだめな距離でエレベーター無しなのに・・・ それをバブル頂点時 中古４階部分９０㎡４LDKを５２００万で買ってしまい 未だに住んでる家族。（金利は6…
垣谷美雨著「嫁をやめる日」つぶしてもいい人間になってはだめだ
夢中になれるTV番組が少なくて、その分、読書に移行してます。 垣谷美雨さんは私より４歳若いが 小説にする内容が 興味深く、時代を反映してるように思う。 「結婚相手は抽選で」「七十歳死亡法案、可決」「ニュータウンは黄昏れて」 「あなたの人生、片付けます 」「子育てはもう卒業します」「避難所」東日本大震災での・・・「老後の資金がありません」まで読んだ。 離婚や旦那様から卒業する小説が見たいと思っ…
「あなたの人生、片づけます」を読んで・・・
引越し、還暦離婚、いろんな手続きで落ち着かない日々でしたが、やっと本を読もうとするゆとりがでてきました。 図書館に行くと、友達が勧めていた作家さんを思い出しました。垣谷美雨さん、お薦めの作品は覚えていないのですが気になるタイトルをみつけ、２日かけて図書館で読み終えました。 片づけ屋、大庭十萬里は、部屋のお荷物、ゴミだけでなく心の荷物も減らしてしまう…直接手を出すことなく、荷物も悩みも…
びっくり！今日の「花子とアン」 彼女の…
新撰組 沖田総司に夢中 だったころ
昨日実家の母のところに 行ってきました。 そこは 新撰組・所縁の地・・・・ 沖田さんに夢中になったのは 40年前高校生の頃・・・地元でも まだ賊軍のイメージが強かったかもしれません。 TVドラマ 1970年度ですが 再放送の「燃えよ剣」がきっかけ 総司役は 島田順司さん 今でも私の総司像に近いです・・・ 関連の本を とにかく 50冊ぐらい 読みました。 隊士だった永倉新八さん…
ダン・ブラウン新作 「インフェルノ」上下
「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」で馴染みのラングドン教授が主役のシリーズ最新作。娘が図書館から借りてきたので 返却前に 頑張って読みました〜 今回は 頭を撃たれ？ 記憶喪失 しかも要注意人物として 謎の組織から追われる身！！ 記憶の断片に残る 言葉 名画の地獄絵 手がかりを求めて女医シエナと 謎解きをしながら逃亡劇が進んでいく。 読者の私はフィレンツェ・ヴェネツィア・イス…
作家 山崎 豊子さん 死去
大正１３年生まれ・・・・ 学生の時 外国のことを 学ぶことは 禁止され 武器の砲弾磨きを させられた・・・・ 戦争当時の理不尽な体験が 悲しみ・怒りとなり 作品の原動力に なってるようです。 作品に 触れたのは TVドラマ１９７４年に放映の「華麗なる一族」 同じくTVドラマ1978年放映の「白い巨塔」田宮二郎主演で 原作の小説は 見ていませんでした。 大きな組織の内…
レイ・ブラッドベリさん死去
ＳＦ、怪奇、幻想小説などで 著名なブラッドベリさんが ９１歳で亡くなりました・・・・ 「火星年代記」「ウは宇宙船のウ」など中学生の頃 夢中に なって 読みました。 「華氏４５１度」は 本の所持 読書が禁じられるという 衝撃の作品でした。映画も見ましたが 山のような本が 燃やされるシーンは 怖かったです。 好きな作品を また 読み直したくなりました。 「タンポポのお酒」が 映…
「KAGEROU」と「クイック・ジャパン」
明けまして おめでとうございます やっと 自分の時間が できて 元旦 早朝「KAGEROU」読みました〜 さくさく 読めます。 状況が TVドラマ 映画のように 浮かんできて 私は 配役を 考えながら 読みました。 説明過剰な ところもありますが 面白かったです 星新一さんの近未来ショート小説を 彷彿させました・・・・ 主役の４０才中年男は 堤真一さん 堺雅人さん・…