何を~ 商売繁盛でササ持って来い だって? ふん! パンダじゃあるまいし! 商売繁盛にはカネ持って来い だ! ヾ(--;)ぉぃぉぃ
「おかあさん、元気してた?」 娘は介護施設にいる母親の所を訪ねた。 「あんた、誰やったかいな?」 母親は数年前から認知症を患い、認知患者専門の介護施設に入所していた。 「何言うてんの。あんたの娘だよ。」 「あたしに娘いた?」 「うん。私がそうよ。」 「そやったか?」 「うん。」 「ほんまかな?」 「ほんまほんま。」 「思い出せん。」 せっかく娘が会いに行っても…
杉花粉とヒノキの花粉の季節が過ぎて、続けざまにイネ科の花粉の季節となった。 律儀に付き合う必要はないというのに、今年もまた症状が出て来たため、いやいやながら町医者に行って来た。 毎年のようにこの季節はいろんな花粉に苛められている。 受付で診察券と健康保険証を出し、「毎年の事なので診察はいいので薬だけください。」と言ってしばらく待つことにした。 待合室には毎度のように、幼い子供…
多くの人に影響を及ぼす目的で活動している人を 昔は伝道師と呼んだ。 今はそういう人をインフルエンサーと呼ぶらしい。 いつの間に ワクチンが必要な存在になったんだ? ヾ(--;)ぉぃぉぃ
季節は初夏。 眩しい太陽の光を受けて、日日草が次から次へと新しい花を咲かせていました。 そんな日日草の中に、ちょっと変わった花が生まれてきました。 「日日草だからと言って毎日花を咲かせるのは面倒だ。どうせ日日草だし、日曜日だけ咲いたらいいではないか!」 そう考えた変わり者の花は毎週日曜日だけ咲くようになりました。 そんな変わり者の日日草の中に、今度は好奇心の強い花が生ま…
元総理が街頭演説中に襲撃され、あえなく死亡した。 「いろいろと問題もなかったわけでもないが、国家に対する功績も多大だった。」 時の政府はあれこれと言い訳がましく功績を並べ立てて、襲撃現場に記念碑を建立することにした。 「国葬騒動で経験したように、未だに反対論者も多いと聞く。建設費は国葬の10分の1ぐらいに納めて、反対の矛先を鈍らせよう。」 あざとい役人たちが寄ってたかって…
杉花粉に虐められっぱなしで、一向に仕返しの方法が思いつかない日々が過ぎていく。 今朝も今朝とて、変な時間にくしゃみして、その勢いで起きてしまった。 昨夜の睡眠時間は僅かに4時間だ。 この季節、くしゃみをする度に脳味噌の位置がずれ、大切な記憶が壊れていく気がしてならない。 そこで壊れる前にいくつかの出来事をここに書き留めておきたいと思う。 遠い遠い日のとある出来事 …
都会の片隅にある公園で、若い男女が出会った。 出会ったと言っても、会話をしたわけではない。 ほんの偶然にそこを通りかかった時、互いの目があっただけだ。 目が合った瞬間 男は女の美しさに魅了され、思わず足を止め、その場に立ったまま彼女を見つめた。 女は足早に歩きながら横目で男を見つめていた。 二人は互いに見つめ合いながら、それぞれの胸に湧き上がる不思議な感情を感じて…
彼と彼女の恋にはいくつかの紆余曲折があった。 出会ってから3年目に彼が北海道に転勤になった。 遠距離恋愛の始まりだ。 「遠く離れたら、会いたい気持ちが余計に募るよ。」 「私も。」 そんな感情は初めの内だけで、会わない間に次第に気持ちも複雑に変化し始めた。 そんな時、幸運にも彼は2年ほどで帰って来た。 いつでも会えるようになると、それはそれでまた煩わしく感じることもあ…
タコのような軟体動物になろうと言うのではない。 思考の柔らかさ、柔らかな発想力、そんな感じのお話です。 「ごご25。では午前は?」 こんな質問があったとする。 さて、あなたならどんな答えをするでしょうか? もちろん、こういう質問にはいくつもの答えがあると思います。 誰がいつ、どんな形で質問したかにもよって、答え方は変わって来るでしょうね。 一度、ここで答えを…