さんが書いた連載「ニャンコ日和」の日記一覧

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猫と私の老々介護

病院から買ってきたミルクを 哺乳瓶で飲ませると 私の服のポケットから顔を出して 「ぴ~ ぴ~」と か細い声で 鳴いていた子猫が 今年の春には20歳 「猫の20歳は 人間でいうと100歳を過ぎているころ」と ペットクリニックで言われた 私の相棒です 家のそばの公園に たぶん捨てられて 震えていた子猫 キッチンに立つ私の エプロンのポケットでぴーぴー 私の指をチュッチュッと 母親のおっぱいのよう…

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老ニャンコとの日々②~うちのニャンコと福山くん~

うちの老ニャンは 名前をぴーといいます うちに来た頃はまだうんと小さくて 片手のひらに乗るぐらいでした あまり小さいので キッチンなどでは 踏んづけてはいけないと思い エプロンの胸のところの ポケットに入れて お炊事などしていましたが 「ぴーぴー」と ポッケから顔を出して鳴いていたので 名前はぴーになったという ずぼらな名づけです あるとき ピアノの後ろに入ってしまい 重いピアノは動かせな…

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老ニャンコとの日々①~ふたたび~

この子が生まれてからずっと一緒でしたが 元々 娘が「この子は私の子」なんて かわいがってはいましたが 家を出て暮らし始め 私が引取っていました 結婚したお相手が 獣医だったこともあり そばに置いていましたが 娘に赤ちゃんが生まれて それがまたよく泣く新生児で 毎日の泣き声に ニャンコはストレスが溜まって 見るもかわいそうでした …で 結局 またうちに来ました 私が ひとり暮らしの老後を暮ら…