さんが書いた連載お題の日記の日記一覧

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玉ねぎ焼き

ガレットも好きなのですが、ちょっと手間がかかるので、玉ねぎ焼きです。 まあ、アンチョビをトッピングしたピザなども好きなので、こういうお好み焼きに至りました。 作り方は簡単です。 4人前の分量(夫婦2人で半分を冷凍しておくため) ①玉ねぎ(中)1個 ②薄力粉180g ③卵1個 ④ミックスチーズ(お好みのチーズ) トッピング ①ハム4枚 ②ピーマン1個(薄切りにする) ③トマト1個(2/3薄切りに…

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執着から少し離れて

読みたい作家って、1冊で決まる。それが決まるとつながりはその作家が書かなくなるまで続く。 そうした何人もの友。友というにはおこがましい人もいるので、あるいは師匠。 阪神淡路大震災の時、つれあいに通告された。 「落ちる本がないようにして」 当然だ。 しかし、腑に落ちない。あのとき、寝ている子に布団をかぶせたのはだれだ?つれあいではない。あなたにも、布団をかぶせた。それで、起きたのではないか? 正論…

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お出かけ必携品変遷史

大学を卒業した後の必携品は、喫煙具一式でした。 卒業する時、ゼミの先生に進路の相談に行きました。 彼は研究室で、パイプをふかしていました。 いいなと思いました。帰宅途中、丸善に寄りました。パイプが、「おいでおいで」していました。 それが、私のパイプとの出会い。 以来、喫煙具はお出かけ必携品となりました。 これが嵩張って難儀です。 パイプケースを買いました。 次に必要になったのは、歯ブラシ一式です…

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デジタルデバイド

スマホに関することが映画になるほど、それが日常に欠かせなくなっている。 外国にいる孫たちと日常的に顔を見ながら会話できるのは、スマホのおかげである。 以前は国際電話で、声だけなのに、目が飛び出るほどの料金を請求された。 今や、パソコンでもできるし、スマホだったら、映像付きでお話ができる。 なんという利便性。 感激するのだが、ちょっと年寄りにはハードルが高い。 機械がどうなっているのか…

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ミートソース

「好きな」と言うのは、主語は誰だろうか。 「私」を主語にすれば、スブラキをおいて他にない。 なぜなら、自分で作れないものだからである。 アテネの『ロデオ』という炉端のような店で初めて食べた。ラムの端切れ肉を串に刺し、炭火の上の網で焼いた簡単なものである。 実にうまい。 やみつきになり、毎日昼食に通う。 エーゲ海にクルーズに行ったが、クルーズ船で串焼きをいただいた。 美味しくない。 …

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めぐり会えたら

私の好みの作家が次々と亡くなり、新しいものが読めなくなった。 私にとって読書とは、繰り返し読むというのではなさそうだ。「読書百遍意自ずから通ず。」というのは、朱子学でいう「格物致知」のようなもので、私には合わない。実際にやって見て匙を投げた王陽明のようである。 私には読み飛ばしが性に合っている。それによって物事を探究するというのではなく、エンターテインメントなのである。 だから、私にとって…

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なんとか5年

特に健康とか気にしていなかった。 今までは、週に3日ほどだった。 5年前から毎日するようになった。 それが苦でないので、なんとなく続けることができている。 家人の迷惑にならないように、また、自分への妨げにもならないように、4時に起きて始める。 まずは、骨盤底筋を鍛える運動をウオーミングアップがわりに。 それからヨーガ。自分の筋肉との対話。 30分ほどかかる。 呼吸法。 これは、…

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放課後子ども教室

文部科学省のこの企画に関わって15年になる。 市内の11小学校に設立のお願いに行き、各小学校の努力もあって、全小学校で開設した。 当初は、奈良県の田舎の小学校で、こういう企画は必要なのか、疑問もあった。 県の担当者も、これは、無料で塾をやるようなものだとおっしゃったほどだ。 子どもの縦社会が崩壊してそのままである。 これが、どういうところに行き着くかわからない。 日本の家庭が核家族化…

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防災は、家族愛

まず私は、防災にあまり縁のない奈良盆地に住んでいます。 それも、奈良でいう「くんなか」です。 さすが大和朝。我々の先祖は、災害の少ない地を「まほろば」としたのです。 下水設備の不備で疫病が流行り、遷都しましたが。 今は、下水設備は完璧。奈良の臍に集中浄化施設があります。 そういうことで、防災は、地震だけが怖いと思っていました。 台風が来ても、怖くありませんでした。 突如大きな揺れ。…

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これしかない

「好きな曲は?」と聞かれると、これしかないと答えます。 最初は、「なんだこれ」と思っていました。次は、「たんたんたぬきの金・・・」に似ていると思って、軽んじていました。それでも、何故か聴いて見てしまいます。 薄いストーリーでも、時々、人生の機微に触れた部分が出てきます。 ついいに、スコアを買いました。 歌詞も研究しました。 取り憑かれた決め手は、メゾソプラノです。この人のドキュメントを…

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これしかないか

読書の遍歴は、小学校の頃からである。入り口は、幼児の頃の母親の毎晩の読み聞かせ。 母は、幼稚園の先生をしていたので、読み聞かせが大事だと知っていたのだろう。1日の疲れがあるのに、毎晩、読んでくれた。グリム童話集やドイツ童話集。でも、疲れの出る夜に本を読むとどうしても睡魔に襲われる。何度催促してもそのまま討ち死にという日が増えた。 聞かされている方は、不完全燃焼である。 そのうち、一人で読む…

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日々忘日

漢字を忘れたり、人の名前を思い出せなくなったりというのは、あまり心理的にこたえない。具合が悪いのは、人との約束をコロッと忘れてしまう事だ。 大きなカレンダーをリビングにかけて、一目で今日のスケジュールがわかるように書いてある。 あまりに忘れるのが多いので、そのように対処した。 ところが、やっぱり約束をすっぽかす。 約束したら、すぐにカレンダーに書くのをしないからだ。 怠け者である。 …

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8020

50まで、パイプ党でした。 パイプを吸っているのに、パイプが吸いたいとおもうほどでした。 吸い初めは、大学を卒業する時です。大学院を受験するとき、ゼミの先生に指導を受けました。先生は、いつもは紙巻きを吸っていましたが、研究室ではパイプでした。 大学院に合格した日、先生に報告に行った帰り道でした。 丸善に立ち寄り、本を見ていると、パイプが陳列されていました。そのうちの1本が、私を呼んだので…

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無欲の人

たとえば、トランプの七並べをすると、大抵の人は、前のめりになります。父は、そうなりません。ひとり、後ろに残っていました。 出世して、ちょっとでも多くの収入を得ようとするのが普通ですが、父はそうなりません。最後までヒラでいるのを望みました。 年功序列の時代でしたので、やむなく係長になりましたが。 生涯、怒った事はありません。私は、やんちゃな子どもでしたが、怒られたり、叱られたことは、一度もあ…

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春の訪れ

今年は3月に桜が満開。4月までもたないかもしれない。 早い春。 というより、3年ぶりの春である。この2年は、四季を感じられない重苦しい日々であった。 おまけに、プーチンが戦争をやらかして、人間性を深く傷つけてしまった。 それでも3月に桜が春を呼びかけている。 今週は、爆発的な春になるだろう。 花のリボンが、春よ、春よと叫ぶ。

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ミュージックの日

私にとって、ミュージックの日というのはありません。 毎日夜尿でトイレに立ちます。それからまた寝ます。 その時、頭の中で、プーランクの六重奏曲を鳴らします。 終わりまで行ってしまう日もありますが、普通は第2楽章の途中でまた眠ります。 朝食前の準備をした後、NHKFMを聴きます。5ふんけちられましたが、2時間近く聴きます。土日は放送がありません。日曜日は、そのかわり、「音楽の泉」を聴きます。…