さんが書いた連載日本の日記一覧

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『貧乏国ニッポン』によせて (自分のためのメモ)

加谷珪一氏『貧乏国ニッポン』を読みました。 かねてよりウスウス感じていたことがらが、白日の下に晒されたという印象です。 何が? 日本の本当の姿です。 やはりそうだったのだと深く納得。 これら示されたデータ類、それから海外のランキング機関が しめした日本の評価は、ひと言でいえば日本は貧乏国というもので、先進国の範ちゅうからどんどん脱落していく姿が目に浮かびます。 以前日記にも書きましたが、日本…

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一つの反例なのだが・・・ (自分のためのメモ)

前日記で、地球温暖化に関与するとされているCO2の話を書いた。温暖化の事象において犯人はCO2であるとしたい人達がいて、さかんに情報を流している。いまやCO2犯人説が定説にまでなってしまった。 この仮説は根拠がないのだが、専門家はそれをあまり言いたがらない。時流とは恐ろしもので、それに逆らうことを口にすることを憚っていると思われる。 温室効果ガスというものが知られていて、これは地球にかぶせた…

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国連少女の演説より (自分のためのメモ)

国連気候行動サミットの場で、16歳の少女グレタさんが、激しい口調で環境問題とくにCO2排出抑制を訴えたというニュースが報じられた。 自分たちの将来のために地球を守ろうとする熱い情熱には脱帽するけれど、訴えていることがらの多くは事実と異なっている。 事実と違っている以上、いくら激しく言葉を重ねても、それは虚しく感じる。どこかの思想を借りてきて信念があるかのごとくに語るとすれば、それは嘘を強弁する…

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うしろに付かれるとイヤなクルマが増えた (自分のためのメモ)

運転しているとき、後ろのクルマにピタッと付いてこられるのは嫌なものだ。 このごろはその嫌悪感が増した。 理由のひとつは、このごろのフロント(顔)デザインによるものだ。なぜこの頃のクルマは、みな目が釣り上がり怒り顔になってしまったのか。怒ったクルマが付いてくる圧迫感は半端ない。 以前よりトヨタのアルファードやヴェルファイアの、あの仰々しい威圧感のあるデザインが嫌いだった。この頃はその路線を踏襲し…

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ゆでガエルの日本人 (自分のためのメモ)

現役世代ではなくなった今、それでも働くことを続けている。かつての高度成長期を経たある程度の年配の人たちは、みなゆでカエルになっているんじゃないか、とこのごろ思う。 かつてのジャパン・アズ・ナンバーワンともてはやされた頃のGDP2位の幻想を未だにいだいていて、これから日本が突入しようとしている厳しい現実が見えていない。ある50代の人と話をしていてその感を強くした。 現在の日本人の年収の国際比較…

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やがて貧しい国に?・・・いやすでに (自分のためのメモ)

日本の国はすでに貧しい国なのだと思うようになった。この20年くらいの間の労働者の賃金の伸びは、先進国の中で最低レベルで、しかも唯一マイナスになっている国である、と先の日記に書いた。これは契約社員の割合が4割を超えていることにも符合する。 先日の新聞ニュースで、日本の企業の内部留保が過去最高になったと報じられた。企業の業績は悪いわけではないのだ。だた労働者への分配はなされず、ただ内部留保として貯…