さんが書いた連載演歌の楽しみ方「演歌の分類」の日記一覧

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連載:演歌を楽しむ 演歌の分類6「塩歌・・社会の矛盾や不正を糺(ただ)す塩からくて苦い歌」

・納沙布岬   単なる恋歌ではない。北朝鮮の拉致や北方領土問題を想起、注視させる悲痛な歌とも感じる苦い歌。  海峡遥かに鳥は渡る、私のあなたは何時帰るの。風よ、お前に心があるなら伝えておくれ、私の願い。 https://youtu.be/C21E3J-i5Js ・同期の桜  軍歌は敗戦後、酒席によく歌われた。中でもこの曲は、子供から老人まで、多くの人が歌った。大衆の日常歌という意味…

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連載:演歌を楽しむ 演歌の分類4「艶歌・・色っぽい大人の情歌」

4、艶歌 ①艶歌とは 色っぽい大人の情け歌。歌詞の「わび・さびの効いた比喩表現」が演歌本来の魅力です。 ②例えば、こんな曲 ・長良川艶歌 五木ひろし 優しい和語(やまとことば)の表現が、綿々たる情緒風情を醸し出す大人の情歌、本来の演歌。  あなた あなた すがってみたい人、肌を寄せても明日は別れ、窓に夜明けの風が吹く・・・  https://youtu.be/m2JdVxU…

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連載:演歌の楽しみ方 演歌の分類3「怨歌・・嘆き悲しむ恨み節」

3,怨歌 ①怨歌とは ・不遇を嘆き悲しみ、世の不条理を責める怨み節。演歌の多数を占める。日本人はあ悲劇が好きで、慰め、安らぎやストレス発散に歌う。 女が男を慕い、叶わぬ恋を悲しみ、不実な男を怨む曲は実に多い。女性にそれ程慕われたいという男の願望の裏返しとも受け取れる。 ②例えばこんな曲 ・「港です女です涙です」 アローナイツ 増井山太郎  肩をすぼめて嘘つきと、泣けばぽつんと岬の…