さんが書いた連載風流寄席の日記一覧

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三遊亭鳳楽師匠との交流(後編)

今年の五代目圓楽一門会は、コロナ禍の影響で、例年とは違うものになった。 一公演の出演者は、噺家四人、色物一人(組)である。 前座を含めても、二時間足らずの公演だ。 五公演の中で、三遊亭鳳楽が出演する、二日目の第一部(10月24日13:00開演)のチケットを取った。 コロナとは無関係だと思うが、全公演の主任は一門の幹部ではなく、若手の有望株が務めた。 以下、公演の概要を記す。    *****…

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三遊亭鳳楽師匠との交流(中編)

4日(日)の「日本の話芸」に出演した鳳楽師の演題は『替り目』だったが、風流寄席では聴いたことがない噺だった。 もっとも、何回か欠席しているので、その時に口演している可能性はある。 「日本の話芸」は、月曜日にEテレ、土曜日は総合で、再放送する。 今回、10日(土)を観ることが出来た。 同じ口演を続けて観ると、新しい発見があり、結構、楽しめる。 偶のことだが、風流寄席で、閊(つか)える事があるので…

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三遊亭鳳楽師匠との交流(前編)

初めて三遊亭鳳楽の高座を観たのは、2015年5月に国立演芸場で開催された「国立名人会」である。 演題の『青菜』は、初めて聴く噺だった。 その年の11月末、勤めていた会社の仲間7人が集まり、早めの忘年会をした。 以来、OB会は恒例になっている。 その宴席で隣に座ったS君が、私の落語好きを知り、「銀座風流寄席」に誘ってくれた。 銀座しも田で開催される落語会で、鳳楽師の一席を聴いた後、師匠を交えての…

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飲み会in西荻窪

昨日は、池袋のデパ地下で昼餉を済ませ、この日の宿泊先である生家に寄った。 大きな荷物を下ろし、西荻窪へ向かった。 最近、風流寄席の日は、パトさんのmini囲碁サロンで一杯やってから、銀座に繰り出すのが恒例になっている。 約束の時間より少し早く着くと、先客が居た。 幼い姉妹が、パトさんに囲碁の手ほどきを受けていた。 その賑やかさたるや、凄まじいものだった。 今までは、パトさん、船長さん、私の3…

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第350回銀座風流寄席

ミニ囲碁サロンでの飲み会は、予定の1時間半でお開きになった。 延びないのは、メインイベントが控えているからである。 銀座で行われる風流寄席へ、席主、船長、私の3人で行く。 船長とは、この会で知り合った。 すでに引退しているが、本当に船長だった人だ。 月1回の落語会は、今回で350回だから、始まってから30年目に入っている。 噺家は、三遊亭鳳楽師匠で、初回から一人で務めている。 場所は、泰明小学…