さんが書いた連載山野草夏の日記一覧

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アマチャヅル(甘茶蔓)

小さな花です。ルーペで見ないと肉眼では花形は分かりません。雌雄異株のツル性植物で雄花(雄株)が先に咲く雄性先咲の植物のようです。昨日の観察では雄花がだいぶ咲きかけていましたが、雌花は固い蕾でした。1週間後にもう一度観察しようと思っています。

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シロシャクジョウ(白錫杖)環境省レッドデータブックでも絶滅危惧1類に相当

今週初め最後の晴れた日に、丹波氷上町でシロシャクジョウを撮りに行ってきました。この腐生植物(菌従属栄養植物)は花期が長く7月中旬から姿を現し始め11月頃まででて来るそうです。見に行ったのが8月初旬で山の麓近くで多く見られました。

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タチモ漢字不明

ため池の湿地で咲く環境省準絶滅危惧種のタチモ。 雌雄異株です。やはり雄株が先に咲き、雄花が朽ち始めた頃雌花が咲きます。きれいな雄花と雌花を同時に見られれば運が良いです。この日は雌花は全然熟していませんでした。

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チゴザサ(稚児笹)

日本全国の田んぼの畔や湿地などで咲きます。ほとんどの人は目にしているはずですが、花までは観察することはないでしょう。それ程小さな花です。アリノトウグサと同じくらい。 この花も優性先熟です。 別名は怪しげな名前です。「夜這いツル」 這って侵入してくるやっかいな水田雑草から呼ばれています。

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アクシバの実 ( 灰汁柴)

青く実ったアクシバの実、順調に熟れそうです。真っ赤な実を小鳥の先駆けて試食させてもらえる日もそう長く待たなくてもよさそうです。

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アクシバ(灰汁柴)

マイフィールドではアクシバは6月中旬から7月初旬に咲き、今頃は青い実が熟れ始めている筈ですが、まだ残り花が咲いていました。高山でも寒冷地でもない普通の里山の山裾に咲いていました。

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ウワミズザクラ(上溝桜)

ウワミズザクラの花は写真に撮っていますが、実は初めて見ました。中国では不老不死の妙薬「杏仁子」になるそうです。塩漬けにすると美味らしい。

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イワタバコ(岩煙草)

マイフィールドでは数か所でイワタバコが見られます。 7月最終日の31日に有馬温泉近くできれいに咲いていました。

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キツネノカミソリ(狐の剃刀)

今日はキツネノカミソリの自生地を4か所回ってきました。3枚とも別の場所です。3枚目は雰囲気ががらっと変わりますので明日投稿します。 花を見てどうしてキツネノカミソリ?と思うでしょう。 調べてみました。 「キツネノカミソリの名前の由来は、細長い葉の形が剃刀に似ているためであることは分りますが、なぜ狐なのかと言うと、春に延びた葉は夏には枯れてしまい、何も無くなったころから花茎を伸ばし花を咲かすため…

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カワラナデシコ(河原撫子)

マイフィールドでは群生して咲いているのは見る事は無いけど、パラパラと河川敷や里山で比較的普通に見られる山野草です。

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イトタヌキモ(糸狸藻)

水中に小さな捕虫嚢を備え、微細なミジンコ、プランクトンなどを捕らえて消化する食虫植物です。昨日投稿したイヌタヌキモも同じ食虫植物です。 イトタヌキモはイヌタヌキモより一回り小さな花を咲かせます。

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イヌタヌキモ (犬狸藻)

この日も朝から茹だるような暑い日で、タヌキモも咲く野池も水が少なくこのまま雨が降らないと、タヌキモにはちょっとやばい感じです。

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ウスノキ(臼の木)

ウスノキとスノキは名前の通り、花も実も良く似ています。 スノキの実は熟れるとと黒なり、ウスノキは赤く熟れます。名前の由来となる臼型の果実の”えくぼ”ですがちょっと大きいかな~。