連載:心理学

親は死に、センパイもあの世に-

もう亡くなっていた。
50年ぶりに会えることだけを想像して、ポタリング(自転車散歩)ついでに昔の住所におとずれてみればその人はいなかった。
ややおどろきの感あったのは“自己中”思考-わたしが生きているのだから1年だけ上級の先輩は生きているのが当たり前と。
そして、亡くなってから数年経つと聞かされて、やや落胆もした。
片道30kmをサイクリングして40年ぶりの友人に再会した去年では、その友人の驚く顔みてわたしは心はしゃいだのだが、今回は予想の外の死を聞かされた。

父親の死、母親の死、そしてまた先輩の死にでくわすのが年かさねた人の生。
人は死ぬのだね、そし