定年退職式での、退職者挨拶について

挨拶を拝聴する立場から言わせて頂きます。

　他の方の回答にもありましたが長話が一番最悪です。
　３分が限度というより短ければ短いほどベストだと思ってください、短いウィットにとんだ話は記憶に残りますが長い話で記憶に残ったなんて経験は一度もありません。

　挿入エピソードもとって置きの物をひとつだけが一番効果的です、いくつも披露するのは長話と同じでインパクトがありません、メリハリの無い挨拶になってしまいます。

　そして一番大事な事は、自分の言葉でしゃべる事です。
　スピーチ集に在るような社交辞令文句は一切省きましょう（今時はそういう挨拶が一番ダサイと言われます）
　貴方の普段の言葉で感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。
※最後に上司や会社への感謝以上に、身近で貴方の仕事を支えてくれた方に最大の謝意をお忘れなく！

まあ、項目だけ考えておいて話せばいいと思います。緊張して全部思った通りには話せないでしょうし、聞く方も、そんなに話をきちんと覚えておけるわけでもないので…。貴方の言葉で、これだけは言っておきたい、そこを中心にまとめれば大丈夫ですよ。最後に仲間に感謝して締め括ればいいと思いますね。

挨拶は心がこもっていて、内容が充実していれば短ければ短いほど聴衆の心に残ります。

私の心に残ったもので、先輩の挨拶があります。

「今日は私の定年退職にあたり、このような送別会を開催していただ
き、心から御礼申し上げます。
大学卒業後この会社に２２歳で入社して以来、多くの方々のご指導や
ご助力をいただき、４８年間大過なく働かせていただき、本日無事定年
退職する日を迎えることが出来ました。

先ほど専務から時には会社に来て、後輩を叱咤激励して欲しい、との
お言葉をいただきましたが、お言葉通りにすれば現役の皆様から煙っ
たがられることは経験上重々承知しておりますので《爆笑》
お呼びがかからない以上、私の方から会社に出向くことはいたしませ
ん。《拍手喝采》
代わりにといっては何ですが、現役諸君の方から愚痴や泣言、その他
憂さ晴らし、喜怒哀楽、暇潰しで話を聞いてくれというようなことがあれ
ば、いつでも拙宅を訪ねてください。
『是非伺わさせていただきます！！』

明日からは毎日サンデーの日々ですから、老妻ともどもいつでも歓迎
し、快く応対させていただきます。

こうして皆さんのお顔を拝見していると、いろんな場面が走馬灯のよう
に脳内を駆け巡ってきます。

長話は私の性に会いませんので・・・・・・思い出話は後日と言うことで・・・

本日は老妻までお招きいただき、このような暖かい送別会を開いてくだ
さり、本当にありがとうございます。

最後になって恐縮ですが、会社のますますの発展と、会長・社長はじめ
社員全員の方々のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、私の感謝とお
別れの言葉とさせていただきます。

本日はまことにありがとうございました、そして・・・・・さようなら！」

挨拶の内容は３人のお方の助言に基づいてお考えになればよろしいか
と思います。

しかし、政治家の演説じゃあるまいし、【５分】は長すぎますよ。
３分過ぎたら誰も聞いておりません。
居眠りするか、早く終わってくれないかな！！と思うだけ。
せっかく練りに練った素晴らしいスピーチも心に残りません。

挨拶は短く纏めるのがコツ。
長くても【３分】が集中して聞いていられる限度です。

長話は結婚式の仲人か主賓、政治家に任せておきなされ。

最期の儀式で　緊張することでしょう、　?　まず、OO年間お世話になった御礼の言葉を〜　?　それに、在職中の困難を克服したエピソードなどを　?　退職後の過ごし方（やりたいこと）を　サラッと　?　後輩の方への　健康とご活躍を念じて・・・おしまい　　　長い間ご苦労様でした。

検索してみると、このようなページがありました。
ご参考になるでしょうか？

http://www.jp-guide.net/businessmanner/b-manner/speech-b-taishokusoubetsu.html