散歩がてら青山墓地のなかを歩いてきました。 お墓の案内図はあまりくわしくなかったので、ただ行き当たりばったりでいろんなかたちのお墓を眺めてきただけになりました。 ここは軍人の墓が多いような印象がありましたが、文化人のお墓もあるようですね。 墓地内の道路が桜並...

林芙美子が眠る万昌院功運寺には吉良上野介のお墓もありました。 「吉良上野介義央墓」と案内表示がありましたが、これってあの吉良のフルネームなのかな、それとも別人なのかななどと思案しましたが、どうやらあの「忠臣蔵」の敵役の「吉良」でまちがいなさそうでした。 吉良邸っ...

小説家、林芙美子（1903-1951）のお墓参りをしてきました。 　先月亡くなった女優の森光子さんが長年舞台ででんぐり返って演じていた役が林芙美子でしたね。自伝的な作品『放浪記』の舞台でのことです。 　「放浪記」はまだ読んでいない私ですが、『浮雲』はとても好き...

日光の街道にそって散策していたら「殉死の墓」というのをみつけました。 入ってみると、２０数名の徳川の家臣らの墓がありました。そのうちの５基が将軍家光への殉死をした家臣の墓で、そのほかの１９基が譜代大名の墓との説明がありました。 殉死というのは後追い死のことでし...

東照宮から二荒山神社へ向かって歩き、さらにその奥に輪王寺の奥の院「大猷院（たいゆういん）」が徳川家光の墓所です。 もう少し地味かなと思ったが、こちらもたいそう贅を凝らした霊廟なのでした。しかも、家康の墓ですら見ることができたのにこちらは公開していません。厳かな門...

ふと思い立って日光へ行きました。着いてしばらくしたら大雪になりました。 東照宮などを観て廻っているあいだじゅう降り続く雪となり、写真は雪景色となりました。 ところで、徳川の墓所は都内に２カ所ありまして、そのいずれも特別公開日以外は見ることができないので、初代の...

北鎌倉にある円覚寺はとても大きなお寺です。北鎌倉駅から近いこともあってか参拝客、観光客でにぎわっていました。 ここを訪れた目的は、日本映画のもうひとりの巨匠、小津安二郎のお墓があるとの情報からでした。 結論からいいますと、見つかりませんでした。 が、同じく日...

安養院を訪れたのは、そこの墓地に「世界のクロサワ」黒澤明のお墓があるからでした。 映画人初の文化勲章に国民栄誉賞、アメリカではアカデミー賞を何度も受賞し、ヨーロッパの主要映画祭での賞もとおおよそ映画監督としての評価は世界の頂点まで登りつめたような巨匠です。 が...

鎌倉の安養院というお寺に北条政子のとされる墓がありました。頼朝の妻として、さらには源氏のあとを引き継いだ北条氏繁栄の土台をつくった人といっていいのでしょう。 写真ではわかりにくいかもしれませんが、墓石に「政子」の文字がみえます。鎌倉時代のものなのでしょうか。こぶ...

鎌倉といえば源氏と北条氏のゆかりのある史跡が多いのはいうまでもありませんが、その鎌倉に幕府を築いた主役である源頼朝の墓をまずは紹介しましょう。 お墓の場所は鶴岡八幡宮からちょっと先へいったところにあります。案内板があるので迷うことはありません。 平安時代生まれ...

谷中墓地に隣接する天王寺というお寺に牧野富太郎のお墓を訪ねてみました。 　植物に興味を持って、それが図鑑をみて名前を調べようというほどまでになると、牧野という名前を目にすることになったりします。 　すなわち、日本の植物分類学の権威というようなお方ですね、牧野富太...

谷中のお寺へ、とある学者のお墓をめざしていましたら、またしても、偶然に偉大なる人物のお墓に遭遇することになりました。 横山大観といえば日本画の巨人ですね。あまり作品を観る機会がないように思いますが、それは私が観に出かけないからというだけなのでしょう。 じつは、横...

雑司ヶ谷霊園のような大きな墓地を歩いていると、思わず立ち止まって、誰のお墓？、と確認せずにはいられないようなお墓にも出会ったりします。 今回はそんな例です。 写真を見ていただくとおわかりのように愛らしいというか、エレガントなお墓です。こんなお墓もあるんだなあと...

夏目漱石の墓が雑司ヶ谷墓地にあることはいまさらいうまでもないかもしれませんね。 ……先生は例月其日になると雑司ヶ谷の墓地にある或仏へ花を手向けに行く習慣なのださうである。…… ……私も散歩がてら雑司ヶ谷へ行ってみる気になった。…… ……墓地の区切り目に、大き...

浮世絵師、葛飾北斎（１７６０−１８４９）のお墓参りをしてきました。ほんとはこのまえの日曜日（９月２３日）が誕生日だったので行きたかったのですが、雨降りでやめにして、今日、やっと行くことができました。 日本国内では、浮世絵画家のなかのひとりに北斎ってのがいたなあ、...

江戸時代の天文学者、星を観測して暦をつくりあげたその奮闘ぶりが見事に描かれた小説『天地明察』が映画化され今週末封切られます。 名前は渋川春海といいますが、小説や映画のなかでは安井算哲と名乗っていたかもしれません。 そのお墓は北品川の東海寺というお寺の墓地にあり...

墓参りではありませんが、今日のニュースを見て、やはり投稿したくなりました。 津波被災地、岩手県陸前高田市にあった高田松原でただ一本津波に耐えて生き残った松の巨木が今日切り倒されました。 すでにだいぶまえからすでに生きてはいないという診断が下されてはいたのでしか...

あんさん、ヒロミさんに紹介されました。 よろしくお願いします。

まだまだ暑いですが、９月になったので、そろそろ秋の行楽シーズン、ではなく、墓マイラーシーズン、かも。 で、今日はとりあえず、行動を起こすきっかけにしようかなと、過去の訪問場所の写真さがしをしてまして、見つかったものを紹介しようと思います。 太宰治の墓です。太宰...

父の墓参りも年に一度位しか行かないのに…という私ですが忌野清志郎の墓参りは是非行きたいです。 友達のあんちゃんに教えて貰いました、宜しくお願いします♪