★カズチカ づれづれ日記(28) 枯葉よ〜★

家まわりの落ち葉を掃いていて、ふと思い出した昔のこと。

 ツレがまだ現役バリバリで、まだビジネスス―ツが良く似合っていた
40代後半の頃だったと思う。通勤に使う最寄りのバス停は我家から
遠く、しかも朝は乗客が多くて、やっと来たバスにも乗りきれずスル―
され、かなり待たされることが多かったようだ。

 だから…

 「健康にも良いし、一つ前のバス停まで歩き、乗る事にしたさ」とツレは話してくれた。

 「いやだぁ、あの道 怖いでしょ?」昼なお暗き、首つりがあったという噂も何度か聞いている、人があまり歩かない寂しい道。というかお化けが出そうな恐ろしい道。