とまどったノーベル化学者・根岸博士

根岸博士は答えでとまどった。

母校を訪れたTVニュースの場面。
大筋は以下の質問と答え。

高校生の質問「研究者になるための良い国はアメリカ、日本、中国のどれか」
根岸博士「師弟関係が大事で良い先生にめぐりあうこと」
高校生「よい教授に出会うということですね」
根岸博士「自分だね。自分自身の気もちが大事」

研究を志す者は外国に行く方が良いとつねに言い、みずからもアメリカで研究してこられた根岸博士に高校生が質問し、根岸博士が答えたのでした。根岸英一氏は理学博士。化学物質と研究室で向かい合う時間は多いが、人との接触時間は少ないのでは。
さらに社会の情勢を