西洋文化と音楽=下

音楽も 智に働けば 角が立つ
 丸い感性 培い難し

★『西洋文化と音楽=下』(ラング/酒井淳他監訳/音楽之友社)を読みました。
※古典主義から印象主義までが書かれています。

《詩人としてヴァーグナ−は、思想的にも意思的にも、決してクリスチャンではなかった。彼は汎神論者だった》

《ベートーヴェンがゲーテの良き相棒であったのに対し、恐らくブラームスはイプセンになぞらえられるだろう》

《シューベルトの生涯かけた研究者であったアーサー・サリヴァンは、多産的な作曲家であった。…作品が、アカデミックな修業を積んだ玄人筋のエリートではなく、万人にもてはやされた