ムジカノーヴァ

愛息の 戦死を知りし 母は夜
 独り講堂で バイエル弾けり     

★『ムジカノーヴァ1999.4』(音楽之友社)を読みました。
※また、他のピアノ雑誌2冊と共に湧いてきました。

《私たちは三峰山(埼玉県・1921m)の麓に立っておりました。…私たちの頭上では静寂が支配し、時も停止したかのように思われました.そこに存在したのはただ、身体中に染み渡るような私たちの心の平静と、湧き出る力強いエネルギーでした.…平静とエネルギーを決して失ってはいけない音楽の場面で、この状態を維持することが出来たらなぁ! というのがその時の私の思いでした(イリーナ・メジュ