1/17 アメリカのモラル低下を見た!「ナッシング・トゥ・ルーズ」

この映画は、確かにコメディ・アクション+ロードムービー風で、割とよくできている。

★だが、最悪の映画である!

なぜか?それは、ここで描かれている”モラルの欠如”にある。
愛し合っているという絶対の確信を打ち破られたエリート・サラリーマン。彼が自暴自棄の中で遭遇し、且つ自身でも同じ行動をとる話に、だ。
コンビニ強盗・銃での脅迫・車での暴走による街中の混乱。
これに対して、この脚本家は登場人物の置かれた状況を理由に、罪無し・許容範囲として扱っているからだ。
最後はハッピーエンドでなんのお咎めなしでしたから。
おまけに悪事に対する改心もなし。そういうシーン