それは3回目のアンコールが終わった後で起きました。
鳴り止まない拍手の中で、最後の演奏が始まります。
どこかで聴いた・・・そう、運動会でいつも掛かっていた曲。
・・・と、拍手が段々揃いだし『手拍子』に。
・・・と、いきなり指揮者が観客席に向かって・・・(驚き!)
何と、指揮棒を観客席に向けて振り出したのです。
拍手は曲に合わせて、大きくなり、小さくなり、止まり、始まり・・・。
指揮者がクルっと背を向けて、オーケストラを向くと大拍手が。
クラシックコンサートで手拍子なんて、初めての経験です。
ましてアンコール後のフィナーレ演奏です。