宮本武蔵2

妬けちゃうね 相思相愛 武蔵と通
 身は離れても 心は一つ

★『宮本武蔵第3巻』(吉川英治/中央公論社)を読みました。
※1回目を読んでから今までに、僕はオートバイで日本一周(除沖縄)をし、北海道・関東・中部・九州をサイクリングしました。吉川武蔵は、本州をあちこちしていますが、一回目の読書の時と違って、自分が走った地名があちこち頻出して身近に感じるのも、再読の醍醐味かと思ったりしています。

《茶は養心です、茶ほど心を養ってくれるものはありません。動は静から生じるものと私は思う》

《巌流――これはふと今、思いついた変え字である。従来は、岸の柳、岩国の