六本木随筆

一柳 上杉高木 片桐に
 朽木青木で 六本木とか

★『六本木随筆』(村上元三/中公文庫)を読みました。
※六本木界隈の、故事来歴中心のエッセーです。

《父は日露戦争の時、陸軍と一緒に朝鮮の元山に上陸し、元山の郵便局技手勤務になった。その時三男として生まれたので、元三.と名を付けられた》

《赤穂浪士の挙があるまでは、それほど大きな寺ではなかったらしい。…「それまではただの寺なり泉岳寺」という江戸のころの川柳がある》
※昔、集印サイクリングで行ったことがあります。大きくなったとはいえ、それほど大きくはなかったような印象です。

《源氏名は、昔京の島原で