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よくあるご質問

ブリジストン美術館

都心に出る用事があったついでに、東京八重洲通りにあるブリジストン美術館へ「なぜ、これが傑作なの?」展を見に行った。
丁度昨日は水曜日で、学芸員によるギャラリ−トークもあるというので、また、一般に人気が高いらしいルノアールが、新しく試みた技法が当時の画界から酷評されて、意気消沈していたところ、後援者が自分の娘を描かせたというジョルジェット・シャルパンティエ嬢の肖像画もある所からか、少ない時は数人といわれるギャラリーが、この日は30数人も集まっていた。
163点もある展示品の中から、作品を前にして、首と腕の欠けたヴィーナスの古典彫刻から始まって、上記のルノアールの出世作となった「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」(1876年作)を始めとする印象派の作品、最後は抽象画についての解説と、約1時間のトークがあった。

所用の時間が近付いていたので、最後の抽象画についての解説は聞くことが出来なかったのは残念であったが、
ジョルジェット・シャルパンティエ嬢が大きな椅子に座って足が床に届かない上に、いっちょうまえに片手で抑えて無理やり足を組んでいるポーズは、画面構成上振り付けしたものと思われるが、誠に微笑ましく感じ強く印象に残った。
後年になってルノアールの画法は評価されるようになったようであるが、評価とは関係なしに、輪郭を線で表さないで、柔らかい雰囲気をかもし出す彼の絵はどれも好きである。

学芸員による傑作の定義は「その画家が美術史上重要な位置にあって、その作品が彼の画業の中で重要作であること」らしいが、それを見る人が、辞典による傑作の意味「できばえのきわめて優れた作品」であると思えばそれが傑作だと、自分では思っている。
このイベントは4月16日まで開かれているので、今回聞きそこなったこともあり、再度訪れて見たいと思っている。

カテゴリ:ニュース・その他

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