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よくあるご質問

物造りの原点?

江戸時代の工具と思われる『円形カッター』がある。
鍛冶屋で作ったのだろうか、叩き出した鉄で出来ている。
ネジを使わないで、刃体と軸をつなぐのは『クサビ』一本だ。
これとほとんど同じ機能の物は、ホームセンターで売られている。
しかし、こんな物も20年ほど前は大工さんの専用工具だった。

この工具は壁やボードに穴を開ける際に使われる。
換気扇などを付けたり、配管を通す穴明けには重要な工具だ。。
こんな工具が、江戸時代にどうして必要だったのだろう。
と考えて居たら『障子・襖』の取っ手用だとか。
コンパスの片方が付け刃になっていて、簡単に丸く切り抜く。

これが無ければ、ノミで削ってヤスリで仕上げる事になる。
そう言えば、襖の取っ手にも『円形』と『四角形』がある。
非対称の凝った物もあるが、このカッターが有れば簡単だ。
勿論、早く出来ると言う事は、安く出来ると言うこと。
その上、綺麗に仕上がるのであれば、願ったり叶ったりだろう。
   『早くて安くてその上綺麗』
これは今でも有効な商売の基本になっている。
こんな所にも、日本人の物造りの原点があるように思う。

写真左:現代の円形カッター(市販品参考)
写真右:江戸時代の円形カッター

カテゴリ:エンタメ・ホビー

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