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よくあるご質問

漢字(その2) (言葉の由来)

前回の日記で紹介した本の記事から、言葉の由来についてもう一度おさらいをした。

1. 「酒池肉林」 BC1100年頃、殷の紂王の故事。

2. 「共和制」 BC842年、周の第10代?王が追放された頃の貴族政治が行われた故事。

3. 「鼎の軽重を問う」 BC606年、春秋時代周の宣公の時、勢いを増していた楚が周を攻めた時、周の伝国の儀器である鼎を自国に運ぶ為重さを訊ねたが、重さは天子の徳如何によると回答を断られた故事。

4. 「牛耳る(牛耳を執る)」 春秋時代会盟が盛んになり盟書を取り交わす時、会盟の主導者が生贄になる牛の耳を取ることに因む。会同者はその血を啜る。(実際は唇に塗る程度か)
血判などもその流れだろう。
また、薩長同盟書の裏書を坂本竜馬は朱書した。 

5. 「臥薪嘗胆」 BC400年後半、越の勾践の有名な話。

6. 「蛇足」 BC323年、楚が魏を破った後、余勢を駆って斉を攻めた楚の将軍昭陽に、斉の使者が斉を攻めても将軍の地位はこれ以上にはならない、失敗すればつまらんだろうと、蛇に足を付けて酒を飲み損なった話を例え話として語り、昭陽は軍を引いたという故事。

7. 「小学」(小学校) 秦・漢の時代、漢字の研究を「小学」と言った。所謂学習の基礎課程。

8. 「選挙」 BC2世紀、前漢第7代王武帝の時、地方長官に中央官吏の候補者の推薦を命じた。用法は今と異なる。

等々何れも極めて古い故事に関わる言葉が、現代まで用いられていることに驚かされる。
 
この本は、甲骨文字、殷文、金文青銅器に関わる発掘の話や中国の歴史について書かれており、列島の歴史を考える上でも、非常に参考になった。

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