古田武彦氏の九州王朝説とその議論展開について

古田氏の論敵と目される安本美典氏の著書「虚妄(まぼろし)の九州王朝」の取り寄せ依頼をしていた所、本日2週間かけてやっと手許に届いた。

邪馬台国九州説の安本氏は九州王朝をどう考えているかを知りたくて、この本を読むことにしたのだが、
この本の副題が「独断と歪曲の”古田武彦説”を撃つ」となっていて、先ず導入部として、従来からの古田氏の議論の展開が既往学説の非と自説を強調して、
他の同調者を得られぬことが、己の研究に及ばないことにすり替え、センセーショナルに論説していることを、事例をあげて記している。

私は安本氏の著書は何冊か読んだが、古田氏の著書は読もうと