嵐の前の静けさ、大きな変化の兆し

6月相場に突入した今週の動き、5月最終日は多くのヘッジファンドが決算月に当たり業績を見かけ上良くするために行われる所謂「お化粧買い」が見られ200円近くも大幅上昇、経済実態とはかけ離れた取引があった。その後週末にかけて米国の経済指標悪化、中国の引き締め懸念など、外部環境悪化の影響もあり、結局は先週より29円安い、9,492円で終了した。

終わってみれば小幅な下落で一見静かな一週間であった、しかし実態としては今後大きな波乱が予想される兆候が見られた。直近では米国の5月の雇用統計が昨晩発表されたが非農業者部門雇用者の増加数が僅か5.4万人に留まったこと(市