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よくあるご質問

あわや墜落?

北海道で着陸復航中の定期便が『雲中』であわや墜落?
地上30mで緊急アラームに慌てて機体を引き起こして助かった。
原因は調査中とあるが、機長の高度入力設定ミスとか。

グライダーにも簡単な計器が付いている。
『高度計』はその中でも一番重要な計器になるが、気圧で計っている。
結果、高気圧と低気圧の日では、高度差が何100mもの誤差になる。
そこで高度計は、その日の気圧で“0”設定をしなければならない。
しかも“0”設定をする場所の高さも大きく影響する。
なので、通常は出発地の標高を足して“設定”をする。
こうしないと、実際の高度と違う高度を指してしまう。
定期便ならなおさら、こうした高度計の管理には気を遣う。
今回の〇アシステムの失態は、単純な入力ミスかも知れない。

目的地上空で滑走路が見えない時、出発地に戻る判断は重たい。
まして雲中では、地面の視認と着陸復航と言う際どい判断が要る。
言わば目隠しで計器を頼りに地面を探す心細さは計り知れない。
その時に冷静に計器を見れたかどうかは、本人しか分からない。
しかし、対地警報装置のおかげで助かったのは事実だろう。

グライダーにはこんな高価な計器は付けられない。
その上、霧が峰のような所での山岳滑翔は憧れの的だ。
山頂から飛べば、離陸してすぐに高度は2000mになる。
しかし、山頂からの地上高はわずか500mしか無い。
計器の2000mから地図上の山の高さを引くのだ。
これでは『計器頼み』で引き算しながらではとても飛べない。
もっぱら、勘と経験と腕だけが頼りの世界になる。

写真左:地上での高度計(右下の計器)・・・・標高は40ft。
写真中:飛行中の計器・・・高度は430ft。(実際は390ft)
写真右:高度計(細針表示)

カテゴリ:旅行・お出かけ

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