ご親切にも「あなたには息抜きが必要だよ。」
と、仰ってくださる方が多い。
確かにそうなのかもしれない。
私はともかく、まわりの人をグッタリ疲れさせて
しまっているようなのだ。
「いい加減にしてよ。」
そんな声が聞こえる気がする。
ところが私は息の抜き方を知らない。
息抜きをしようと始まったことでさえ、全力投球
してしまって、ちっとも息抜きにならないのだ。
息抜きにと読み始めた本は、夢中になって家中を
本だらけにしてしまう。一度に三冊の本を読むのは
お手のものである。
犬を飼えば、ご存知のように一挙手一投足が気に
なって愛しすぎて