< ディケンズの頃のロンドン 其の2 >

ディケンズの頃のロンドンを覗き見ると言うのは、日本で江戸時代の生活や文化を調べると言う作業に似ている様な気がして為らない。

 此の挿絵は、映画オリバーの世界其の物ですね。<一枚目>
 オリバーが摺り仲間の部屋の連れて行かれる時に、此の手前の橋を渡ったような記憶がある。オリバーの原作、オリヴァー・トゥイストの挿絵の様な気がしてならない。

 此の風俗画も「オリバー」の世界其の物ですね。<二枚目>
 解説には右側にコートが吊る提げられた入り口が見える処は、質屋だそうです。ロンドンの下町にはたくさんの質屋が在り、貧困の象徴ともいえる店だそうです。