自己嫌悪

私は自分の欠陥を分かっているつもりでいる。

若い時から、へんな所が冷静で自分のことを
どうしてこうなんだろうと、他人事のように思ったり
していた。
自己分析して、反省はしてみても、気が付くと
元の木阿弥である。
歳を重ねると「これが人間だよ。」と、自分を
弁護している有様である。

ただ、ショックなことは、まったく自分の翻意では
ないのに相手を自分の知らないところで傷付けて
しまった時である。

その時、私は激しい自己嫌悪に陥る。

大抵は折角築いたその方との関係も終わりを告げる。
自分にとっては、魅力的だった素敵な人を失ってしまう
事になる。