悪あがきも必要だが時には諦めも肝心さと自分に言い聞かせる夜

夢乃家時間、深夜


いつもの指定席に座り
おもむろにノートパソコンの蓋を開く

電源を入れ
見慣れた「Windows」のロゴを眺めながら
今日一日をチラッと振り返る

すぐにパスワードを求めてくるパソコンに
「いい加減にパスワードくらい覚えろよ」
と、難癖をつけながら
渋々、お決まりのパスワードを入力する


デスクトップが立ちあがるまでの時間を利用して
席を立った私は台所に行きコーヒーを入れる


コーヒーを片手に再び指定席に座ると
パソコンは既にデスクトップを表示していて
私に次の作業を催促をしている


「さて・・・」


パソコンを開いてはみた