【?からの続き】
【◎阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像】 木造 漆箔 平安時代・安元2年(1176) 埼玉・西光院蔵
いくぶん鄙びているものの、平安後期の定朝様の地方波及の典型作品です。 特筆すべきは 台座が当初のまま残っている。しかも中尊のそれには安元2年の墨書があるのが価値です。そんな処が重文指定の理由でしょう。
此処のキャブションは『浅く整って流れるような衣のひだは、典型的な定朝様の仏像である。」と結んでいます。ここでもこの仏像の解説として書かれていますが、読み様によれば定朝様の特徴のテキストとも成ってます。
火災非難に仏像だけ非