天皇と皇室のどろどろ

正月の暇な時に図書館で「昭和天皇、敗戦からの戦い」という本を借りてきて一気に読んだ。

私と同い年のノンフィクション作家が先の戦争の前後における天皇と皇室員の考えや行動を後の資料や話しから纏めたもので今まで知らなかった面がかなり書かれていて興味深かった。



米英との戦争つまり太平洋戦争の開戦には天皇は反対であったらしい。

弟宮(秩父・高松・三笠宮)も国力が違うから勝てるはずないと反対したのだが軍部は開戦の方針を決めてしまいそれを天皇に「いいですな」と言わせたという。



つまり天皇は絶対君主の建前とは裏腹に事実上決定権はなかったということにな