藤井が終戦のとき悠太郎らしき人をを満州で見かけた人がいると伝えに来た。だがその後どうやら抑留されたのでは・・・と。
「なら ここで待ってったらええだけですよね」とめ以子は
復員列車が着くたびに探しに行く日々を送っていた。
昭和22年(1947年)3月 それから1年が経過〜
静と泰介と3人で暮らしていたが、4月から泰介は大学に復学することに。め以子の”アメリカは大っ嫌いやっ!”は相変わらず。
室井幸斎(め以子の学友 桜子の夫)はめ以子をモデルにした小説”あほうの仏」を新聞に連載、知名度も上がって、本人、すっかり気を良くしている。
《室井は