悠太郎の思いがいっぱい詰まった蔵の改築が完成した。持込食材を料理するだけでなく、め以子が仕入れや営業もやるようになっていた。
《レストランの娘さんだからお商売も見て育ったからね。
きっと営業も上手でしょう。それにしても倉田さんたち
すき焼き食べてましたね。どんだけ==!!! 贅沢なんや!
席料 ふんだくっていいと思います!》
め以子のアメリカ嫌いもだいぶ薄らいできていると泰介から
聞いた馬介は、め以子に、アメリカ人が立ち寄り自由な店として
”うま介”を再建したいと恐るおそる打ち明ける。
《「アメリカは嫌いやけど、馬介さんの入れてくれるコーヒ