藝大 修復彫刻研究報告発表展 修了【2】

【前からの続き】

落ち着く色に調整されていても、艶やかな脇侍像は中尊蓮華座と共に中尊の古色とかけ離れ私には不調和と思えました。

これは東京別院に時々法話を聞きに行ってまして、薬師寺側からも、逐次に脇侍像の進行状況の報告を聞いてまして、素木の状態での報告雰囲気と、彩色がされてからのそのニュワンスが微妙に変って来たのではと下種の勘繰りをしています。

落ち着いた色にしてゆくとの報告がありましたので、古色を付けるのかと勘違いしましたが、展示の状態が引き渡しの状態の様です。 とても綺麗・・・その綺麗と言うが似合う彩色です。

かといって 他に決定打