【前からの続き】
修復、の方では千葉県 那古寺 阿弥陀如来坐像 修復では 釘穴鎹穴への釘打鎹打ちはそのまま打たずに補填新材を嵌め込み それに打ち込むそうです。
東京都 個人蔵 天部修復では 一木造り 蓮肉や邪鬼の像底部は、平であったものが その材の中心部分は盛り上がってくる傾向があるそうで、 時にその盛り上がりを計算にいれ フラットでなしに中心を凹ますように削り込むそうです。 干割れや背割りは知っていましたが木材にそのような癖があるをはじめて知りました。
なんだかんだ言っても実践に像を彫る人、直す人には教えられます。
★藝大 修復彫刻