映画「終戦のエンペラー」(英題:エンペラー)

太平洋戦争に於ける天皇免責決定までの10日間を描いた物語です。

 一面的・一方的・情緒的・感傷的なストーリーは見ていて気持ちの良いものでは無かったです。

 ただ、ドキュメンタリーでななく、天皇免責のキーマンとなる知日派・・・、フェラーズ准将の日本人女性とのラブストーリーも交えたフィクションだと思えば、物語の出来の如何を別にすれば、有っても良い話しかも知れませんが・・・。まあ、米国では散々の興行だったようで、それも頷ける内容でした。

 最後に、一点だけ・・・、「大団円」である、マッカーサーと裕仁との会見が、一種の政治的なショーで有った事が良く分かる処